2024春 西国行脚(10日目)

散り始めました

昨夕からポツポツあたりだし、夜中もときどきルーフを叩く雨の音で目が覚めた。朝は雲が多めながらにあり、天気は回復傾向のようだ。道駅付近には桜並木があるが、昨夜の雨で大分花弁が落ち葉桜の始まりである。

7時半に道駅「筑前みなみの里」を出発、松浦に向ける。国道なども空いていて順調に走るが、何しろ距離がある。給油、コンビニなどで適当に休憩し、10時20分、道駅「松浦海のふるさと館」に到着。日曜日でもあり、農水産物の産直コーナーはかなり賑わっている。魚は加工品が多く鮮魚は少な目、アジなどのすり身を揚げた「天婦羅」が多い。「揚げ立てで~す」に誘われて「アジフライ(350円)」1パック購入、オヤツ代わりにあっと言う間に平らげた。

平戸大橋を渡り、30分ほどで平戸の町に到着。先ずは海峡を挟んで平戸城が見える「オランダ商館」を見学する。「松浦資料館」と合わせ入館料は880円である。建物や展示資料は「複製品」、商館跡で発見された陶器類が唯一の「ホンモノ」かな?

整備された町並みを7~8分歩き「松浦資料館」へ。建物は松浦家39代当主の元私邸、ここに「お宝」を寄贈し資料館としている。価値を知るには「中島先生」の出番が必要である。

さらに30分ほど走り、生月大橋を渡ったタモトにある道の駅「生月」に到着。何にもなさそうなので島の西側北端近くにある「塩俵の断崖」を観に行く。約500mに渡る柱状節理の断崖だが、風が強かった2015年5月の前回訪問と同様展望所からはその片鱗しか見えず、海上から一度眺めてみたいものである。

時刻は14時。少し遅くなったので今晩は佐世保で泊することにし、15時過ぎに道の樹「させぼっくす99」に到着。明日は東彼杵を抜けて嬉野温泉シーボルトの湯」でも入るかな、、、