2023春 北海道気まま旅(41日目) 「晴れ」と思ったら

4時過ぎに目が覚め、外に出たら、、、雲一つない真っ青な空が広がっている。昨日のガス気のリベンジ、早速行動しなぇれば。

4時20分、始動。先ずは琵琶瀬の木道へ向かい、40分ほどで到着。ツルを取りたくて木道先端デッキで何度も単眼鏡をのぞくが、森の中も、川沿いも、近くも、遠くも、全然見えない。

ところが、立ち枯れの木の上に尾が白い大きな鳥が見える。オジロワシ? デッキのテスリを三脚代わりに慎重に撮影。帰り際、木道途中でデッカイ三脚を構えてたオジサンに聞いたら「オジロワシです、近くにいましたよね」とアッサリ言われた。ワタシにはべらぼうに遠かったのに、、、。

昨日ランチしたカフェのガーデン杭に、ギャーギャーとうるさく鳴く鳥が、、、あれは小清水原生花園で教えてもらった「オウジシギ」ではないか。これはラッキーである。

 

来た道を戻り、あやめケ原を目指す。途中、昨日ガスでスルーした「琵琶瀬展望台」に寄って一枚。今日の視界は抜群だ。

 

あやめケ原、やっぱり「青空」は旅の必需品、昨日とは景色がまるで違う。海と空の青さに緑が映えアヤメも引き立つ。

昨日元気に草を食んでた馬たち、今朝は朝日を浴びながらも銅像の如く微動だにしない。ホッカイドーの馬って、爬虫類同様体が温まるまで動けないのだろうか。

一昨日ガスで近づけなかった尻羽岬もはっきり見える。先端の状況はわからないが、燈台までだったら断崖絶壁下の海面にいるラッコちゃんは見えないのではないかな。

 

厚岸に戻り、厚岸大橋に近い子野日公園駐車場でテレビを観ながらしばし休憩。スマホで毎日の活躍は知ってはいたが、オオタニさんは凄いな。打って、投げて、走って、また打って、、、今オフのFAではどの球団がどれくらいの金額で契約するんだろう、興味津々である。

 

9時半、再始動。厚岸から道道14号線を走る。両脇には牧場が点在していてワタシの大好きな道だが、今「OSO18」と名付けられたヒグマが大暴れしており、これまでに牛60数頭が犠牲になっている。

 

標茶からも広々とした牧草地帯が続く国道272号線を走り、別海町の「鉄道記念公園」に寄る。ここは標津戦の西春別駅跡、記念館には鉄道グッズが数多く展示され、公園にはD51、ラッセル車などが保存されている。鉄ちゃんには垂涎の地に違いない。

 

道道150号線に入り、「裏摩周」の展望台へ。摩周岳も雲の中、視界が良くて姫島が見えたのがスクイだった。

 

札弦に近い「サクラの滝」へ行く。ヤマメが海に降り大きくなって戻ってきた「サクラマス」が、川に戻ってきて滝を上るのである。今日は日曜なので多くの人が立寄っていた。魚の数は今がピークに近く次から次とジャンプするが、登り切るのは何パーセントだろうか。見ている方がヤキモキする。

12時半、道駅「さっつる」到着。日曜と言うこともあり、結構混んでいる。ちょっと買い物を思い出し、30分ほど走って斜里の町へ。買い物を終え、道駅「斜里」に車を置いて隣の食事処で「豚丼(バラ肉大盛)」1,130円でランチ。ここの道駅は駐車場が小さいのが難点、でもいいっか、今晩はここで泊しよう。

そしたら1時間後くらいから雨が降ってきて、気温が急激に下がってきた。う~ん、寒い。やっぱし温泉のある「さっつる」へ行こう、と17時前移動。早速温泉に浸かり、今ホッカホカでブログを仕上げている。外の気温は11℃、明朝は9℃の予報である。風邪ひかないよう、気を付けなくっちゃあ、、、

明日は小清水原生花園経由で網走に行く予定である。