2023春 北海道気まま旅(39日目) 難読地名

5時起床。達古武湖は霧に包まれており、少し待って若干視界が開けてから歩き回る。一か月前からみると湖畔のアシや草の丈が随分伸びたし、湖の水位が大分下がった。わずかな深みに水鳥が潜って食事中だ。大きな鳥が飛んでったので単眼鏡でタンチョウと確認したものの、デジカメが間に合わなかった。

8時半、始動。先ずは釧路市内のコインランドリーで今航3回目のお洗濯。あと何回ランドリーのお世話になるかな?

10時半、春採湖西岸にある「釧路市博物館」に寄る。玄関にマンモスがお出迎え。

1階は自然のコーナーで、釧路の土地、生物、海を詳しく紹介している。

2階は釧路の先史時代、市の近世・近代のコーナーだ。どの展示品もピッカピカに整えられている。

3階がアイヌ文化を衣・食・住を豊富な資料・収集品とともに展示している。ただ全館がスマホによる音声ガイドでポスター類の字の小さいこと、読むのに苦労する。

時刻はもうすぐ11時半の昼飯どき。でも朝飯が昨日の残りを全部ハラに入れてヘ、次の尻羽岬に向ける。道道142号線を走るが、海岸近くになると濃いガス、少し内に入ると視界スッキリの繰り返しで疲れてしまう。最後の2㎞ほどは未舗装のフラット道、それでも1時間足らずで岬の駐車場に到着。ここから岬突端までは15分ほどと聞いているが地図は劣化して読めない。ここに来た目的はラッコ、最近十数頭が確認されているという。しくもくしているうちにガスが一帯に広がってきた。これじゃあ海面なんて見えっこない。あきらめて厚岸に向かう。

この地域は道内でも難読地名のメッカ、次の地名は何と読むでしょう? 「知方学」「尻羽岬」「老者舞」 正解は最後の写真でご確認ください

13時過ぎに厚岸の「海事記念館」に到着。厚岸の歴史は漁業の歴史、ニシン漁、近海捕鯨、サケマス漁、そして今の牡蠣養殖。昭和45年に閉鎖となったとのことだが、ここにマルハの捕鯨事業所があったんだ。

やっぱりハラが減ってきたので、いつもの厚岸海産で「カキづくし定食」1,700円をご飯大盛(+150円)で食べる。JAF会員のサービスは無くなり、またカキがちいさくなったような、ないような、、、

今晩は今航2回目の道駅「あっけしグルメパーク」で泊、ここはスッキリしてるのに尻羽岬はやっぱり霧の中だ。

明日はここから近い「原生花園あやめヶ原」、そのあと琵琶瀬、霧多布湿原の様子を見てくるつもりだ。

 

難読の正解は