北海道ツーリング 2018秋 (四日目) 猛烈な風と雨でした

何時頃からだろうか、雨、風とも猛烈となり、夜中何回も目が覚める。明るくなったので庭のバイクが心配で覗いたら何とか風雨に耐えていた。
7時半から朝食を食べる。TVは札幌中心に台風の被害を伝えていた。9時半頃になって雨はようやく小降りとなり、身支度を始めて10時過ぎ宿を出発する。南西の風で蒸し暑く感じるが、勿論カッパ着用だ。
走り始めて15分ほどしたら雨がポツポツ、そのうち段々強くなる。335号線から244号線に入る頃にはもうかなりの降り、ここは我慢して道の駅「尾岱沼」まで走り続けた。北方四島返還の「叫び」のモニュメントがある道駅、向かいの野付半島は霞んで見え、館内もガラガラだった。ここでゆっくりコーヒーを飲みながら30分ほど雨宿りをする。
厚床で244号線から44号線で厚岸方面へ。風は大分落ち着いたが、雨は断続的に続いている。20㎞ほど走った国道脇に「農村展望台」がある。階段を喘ぎながら112段上ると、360度の展望が待っていた。
少し走った海側に「茶内駅」がある。浜中町出身のモンキーパンチにちなみ、この付近の駅には「ルパン三世」とその仲間たちが見られる。
茶内から霧多布に向かうMGロード、両脇に霧多布湿原が広がっている。湿原センターの展望所から眺めたが、昨年一面に広がっていたワタスゲがちっとも見えない。昨夜の風で飛んじゃったのだろうか。
13時過ぎ、道の駅「厚岸グルメパーク」に到着。グルメと付けるだけあって料理は豊富だしロケーションも良く、大好きな道駅だ。先ずは昼飯。豚丼の上にカキフライが3ヶ載った「かきぶた合戦丼」1300円に、焼き牡蠣3ヶ900円を食べる。う〜ん、美味、ビミ、、、
今晩の宿を厚岸にとり、ここ道の駅に来たのは、明日の「別寒辺牛湿原」カヌーツアーのため。しかし昨夜の雨で増水しており、明日は午前・午後のツアーは中止と決定、明後日もビミョーとのこと。予想はしていたが、これにはガックリ。釧路湿原も同様だろうしどうしよう。
ちょっと早いが15時ジャスト、町内の民宿にチェックイン。6畳に吊り棚式の押し入れだけで、寅さんが泊ってるような木賃宿だ。17時過ぎ、ようやく晴れて夕焼けがきれいだった。18時半から晩飯、牡蠣の土手鍋に焼ホタテ、刺身(イカ、サンマ、帆立)、サンマの塩焼きほかなかなかのものだ。
いろいろ考えた結果、明日は釧路市内を経由して帯広まで走るつもりだ。