2023春 北海道気まま旅(38日目) 鳥を追って

今朝は5時に起床し、道駅裏の海岸線を散策。オ~、花がある、鳥がいる、あわてて単眼鏡とデジカメを取りに行く。

もっと見てるんだけど、オレのウデとデジカメではこれで精一杯だ。

 

これに触発され、今日は釧路湿原を歩くことに決定。7時半に道駅を出発、20分ほどで「釧路市湿原展望台」に到着。この展望台からの景色はつまらないのだが、狙いはここから伸びる木道だ。早いのでハイカーはゼロ、入り口には「ヒグマに注意」の看板が、、、

熊除けの鈴を鳴らし森の中を進むが、一向に湿原が見えない。1200m歩いてやっとサテライト展望台に到着。ツルが見えれば別だがガス気で細岡の方も望めず、ナンカ退屈な景色にガッカリ。コースを一周しようかと思ったが、この先も森の中が多いようなので引き返す。

 

4㎞ほど北の「温根内資源センター」に寄る。ここは「バリヤフリーの木道」とあるので、湿原の中を歩くんだと期待を膨らませる。

歩き始めから真ん中くらいまでは新しい木道で幅も広く、湿地のだだっ広い景色の中を進んで行く気持ちの良いコースだ。ところどころに休憩場所もあり、花のポスターもある。後半は古い木道で大分痛んでいたがそのまま歩いて行く。

野鳥はセンター職員に確認し、左からコヨシキリ、アオジ、ウグイス。近くで鳴いても姿が見えないウグイスをゲットしてベリーハッピーだ。

水芭蕉の子供かと思った花は「ヒメカイウ」、紫を見ればなんでも「ヒオウギアヤメ」と思っていたら「カキツバタ」、ワタスゲも広がってました。

駐車場まで戻ってスマホ歩数計を見たら「10691歩」、ちょっと頑張りすぎたかな。時刻は11時過ぎ、「こころ旅」一行が寄った鶴居村の店に行くが、ナント定休日の札が、、、昨日といいどうも火野さんには見放されているようだ。今日は釧路の常宿となった「達古武オートキャンプ場」を予約しており、鶴居村のスーパーで昼用の弁当と夜のキャンプ飯を購入する。

今日のカーナビ、湿原を横断するルートは1か月前と異なり、ずっと通行止めだったコッタロ展望台を経由してその先未舗装の道を推奨する。まだ時間はタップリ、ダメだったら戻ればいいと従うことに。釧路川沿いの砂利道を進むと不通箇所には新しい橋が架かっていて塘路湖に近いサルボ展望台のところに出た。

シラルトロ湖を眺めながら駐車公園でゆっくり弁当を食べて時間調整。

国道からキャンプ場に続く道に入ったとき、左の草むらに全身茶色のヒナを連れた丹頂鶴が、、、あわてて車を停め、デジカメを構えるが残念ながら親の姿しか撮れなかった。

13時半、キャンプ場着。今日は結構車も入っているようだ。

明日は釧路市街を経由して厚岸に行く予定だ。