閉鎖してる

朝は少し雨が降っていたがそのうち止み、天気は回復傾向にある。

9時過ぎに日帰り温泉に行こうとマンションを出発、久しぶりに海沿いの国道402号線を走り寺泊に向かう。小一時間で目的の「太古の湯」に到着。ところが駐車場は工事関係者らしき車でいっぱい、作業中の人に聞いたら、とっくの昔に温泉は閉めたと言うではないか。ここは視界が良ければ佐渡島を眺めながら広い露天風呂に入ることができただけに、閉鎖は残念だ。

温泉は国上の「てまりの湯」に変更し、その前に「サカナのアメ横」を冷やかしに行く。まだ10時半なのに、いまや全国区の知名度となった「角上魚類」はお客さんで賑わっている。

鮮魚を覗いていると地場産はアジ、ソウハチ、イシモチなどごくわずか、紅ズワイガニは石川産、ブリは京都、千葉のホンビノス貝、北海道、秋田、宮城など全国からの魚介が売られていた。

11時、今年2回目の「てまりの湯」に入る。田起こしなど農作業も忙しくなってきたから客は少な目、お陰でゆっくり浸かることができた。帰りに道駅「くがみ」を冷やかし、国道116号線を走って帰ってきた。

週末からGWが始まるが、天気もよさそうだしどこも混雑することだろう。ワタシャ毎週GWで365連休の身、ホンモノのGW中はずっと引籠って過ごそうと思っている。

火野さんが腰痛だって⁈

午前中は雨が降ったり止んだり、気温も上がらず何となく肌寒い。午後になって雨も止み空も明るくなったが、何となくスッキリしない一日だった。

今週はBS1で始まった春の「こころ旅」の二週目、22日の朝版ではてっきり「熊本県」のダイジェストが放映されると思いきや、昨年の北海道旅の再放送が流れているではないか。「今回から一勤一休で隔週ごとに回るかな」と勝手に考えていたが、今夕のスマホで「火野さんが腰痛でこころ旅の撮影が中断」の記事を読んビックリポン。

火野さんが二か月早いが、昭和24年生まれで今年後期高齢者となる同い年。デブのワタシはとっくの昔から腰痛持ち、あんなスマートな火野さんも腰痛になりるんだとヘンに感心した。この年になって初めての腰痛だと少し厄介だぞ。「こころ旅」での火野さんはワタシにとって希望の「ホシ」、一日も早い回復と番組の再開を願うばかりだ。

オ-タニさんが二試合連続の6号ホームランを打った。しかも球速191㎞/h、飛距離137mのスーパー本塁打である。並みいるメジャーリーガーを押しのけて活躍する彼を見ることは、年金ジジイにとっても生きてる楽しみを実感させてくれる希望の「ホシ」でもある。

ガンバレ、オータニ、、、オータニ、チャチャチャ、、、

春をもとめて

朝から青空がひろがった。空気は乾いてヒンヤリしているがか、陽射しのお陰で今日は20℃を越えそうである。9時ちょうど、陽気に誘われて近場の春をもとめて車で出掛ける。

小一時間で胎内パークホテルに到着。左は最近水が出てない「噴水公園」、手前にある桜が満開だとバエる景色なのだが、、、ホテル脇に一本だけ満開の桜が残っていた。

道駅「たいない」へ行く途中にある胎内川沿いの桜並木。手前の1本だけ4割ほどの花びらが残っていたが、あとは葉桜で幹根の水仙がきれいだった。

道駅「たいない」から飯豊山系の櫛形山を臨む。道駅は休館だったがGWに向けて鯉のぼりの飾り付けに忙しそうだった。

国道290号線から新発田市街をかすめ県道14号線を南下する。 田んぼ越しに見る二王子岳、堂々としていていかにも「里山」という風景が大好きである。赤谷付近の山肌ではヤマザクラが多いのだが、今日はあまり目立たなかった。

一旦三川に出て国道49号線を新潟方面に少し走り、道駅「阿賀の里」に寄る。裏は阿賀野川、雪解け水か水量は豊富である。庭の芝桜もきれいだ。

国道49号線から国道290号線に入り、村松を抜けて道駅「しただ」へ。ハヤブサが棲んでいるという八木鼻、何度も来ているが一度も見ていない。遠望する雪を被った高い山は守門岳だ。

道駅「しただ」の食事処「悟空」で「八木鼻天丼」1,200円でランチ。エビが一本入っているほかはすべて地場産の野菜らしい。このあとは国道289号線~8号線を走り、15時ちょうど帰着。

今晩のアテは道駅で買ってきた山菜。行者ニンニクはさっとお湯にくぐらせて麺つゆ漬けして明日のお楽しみ。上の「うるい」に下は「コゴミ」、さっと湯がいてマヨネーズと味ぽんで食べたが、柔らかくて苦みもなく酒が進んだ。

今日走ったのは、バイクで日帰りツーリングしてたコースである。窓を開けて風を受けながらのドライブは心地よく、バイクだったらとチョッピリ昔を懐かしんでいた。

チャリ丸登場

雨はないようだが今日はドンヨリ曇り空。最高気温も14℃止まりと、一か月ぶりに帰ってきたというのに出発前と同じ肌寒さである。

旅から戻っての楽しみは留守中撮り溜めたビデオを見ること。中でも一番は気になるのが「こころ旅」で、BS1で今週から始まった春シリーズを真っ先に再生する。同い年の火野さんのため今回から電動アシスト付きの「チャリ丸」が登場、従来の「チャリオ」との併用らしいがオレたちもう75歳だもんな、チャリ丸使用は遅いんでないの?

第一週は鹿児島県が舞台。桜島はあらゆる角度から見てると思っていたが、三日目に紹介された鹿児島市の寺山公園、吉野公園からの姿はまた異なり、おしゃれなカフェレストランや食事処もあって旅心がくすぐられる。

鹿児島のあとは熊本⇒長崎⇒佐賀と九州西部を北上、それから本州中部に飛んで三重⇒愛知⇒岐阜⇒静岡⇒山梨を経由し、ゴールは長野県となる。まだまだ知らない風景、美味しそうなランチが出てくるに違いない。これからが大いに楽しみだ。

 

2024春 西国行脚(最終=21日目)

新潟安着

昨夜は今航最後の夜。道駅で買ったモロコの佃煮と鮒ずしを肴に金麦2本と焼酎の水割りをやっつけ、旅の感慨にふける。適度なアルコールのお陰で20時から今朝の5時までグッスリ、爽やかな朝を迎えることができた。

今日は帰るだけ。高速を使えば3時間半で着くが、高速代金は7,030円とかなり高い。一般道だと順調なら7~8時間、国道8号線をひたすら走り新潟県に入って柏崎から国道116号線を行けば我が家に到着する。7時前、渋滞にハマまで国道を走ることにして白山市の道駅「こまつ木場潟」を出発する。

朝の通勤ラッシュに巻き込まれると思いきや、国道がバイパスとなっているところが多く車はスムーズに流れている。9時高岡、10時魚津、そして10時40分ついにカーナビが「新潟県に入りました」とアナウンス。でも我が家までは、まだ160㎞余はあるかな。

それにしても今日も黄砂が凄い。石川県内はそうでもなかったが、富山に入るともう大変。窓は少ししか開けてなかったが目がチカチカしてくる。新潟に入ると少しは良くなったかなと思っていたら、新潟市内が近づくにつれまたひどくなってきた。

新潟県に入るとまだしっかり花びらを残してる桜が目につく。ガソリン補給、コンビニ、道の駅などで適当に休みながら15時ちょうど我が家に到着。

「春の交通安全運動」のさなか、ネズミ捕りに3回ほど遭遇したが上納金を納めることなく終えることができた。昨夜の四国の地震では、先日走ってきた大洲、梼原町の道路に落石があったとか。ワタシの悪運は未だ健在である。さあ、次はどこに行こうかな、、、

 

2024春 西国行脚(20日目)

明日は帰るゾ

昨夜は雨・風が強くなる時もあったが、今朝は青空広がっている。

朝、ここ道駅「塩津海道あぢかまの里」を少し歩く。裏手には小川が流れ、のどかな風景が広がっている。敷地内に琵琶湖の水運を担った「丸子船」が展示されている。いかにも頑丈そうな和船で、これで米225俵・13.5トン詰めるそうだ。

9時のオープンを待って道駅でお買い物。お目当ては琵琶湖産の「ほんもろこ」の佃煮と「二ゴロ鮒ずし」。同サイズの「メス子持ち」鮒ずしはナント1,580円、独特のクセがあるというから今回は「オス」でテェイスティングである。

買い物後ちょうど1時間走って越前町の「カニミュージアム」に到着。マルハ入社同期のOさんと2年ぶりの再会だ。彼はミュージアム内で越前ガニの飼育に挑戦中で、ゾエアから数年をかけ、5~6回の脱皮で甲幅7㎝程度まではいくらしいのだが、脂肪率が高く困難を極めているらしい。数年前心臓手術をするなど大病したが、今は毎日腕立て伏せ40回・5セットをノルマとし、悪天候でない限り毎朝3~4㎞の散歩を実行しているとのこと。肩など盛り上がっており、ワタシもマネしたいがナカナカ、、、

ワタシの希望を聞いて、車で30分ほどの武生(越前市)の「ヨコガワ分店」へ。オムライスの上にカツが載ってソースがかかった「ボルガライス1,200円」、ここが発祥の店らしい。根室の「スパカツ」のオムライス版かな。

彼と別れ国道8号線を北上、途中「黄砂」のすごく近くの山が黄色く煙っている。2時間ほど走って石川県小松市の「粟津温泉」総湯に到着。旅の汗をきれいさっぱり流し、4㎞ほどさらに北上して多分(?)今航最後のネグラとなる道駅「こまつ木場潟」に到着する。

明日は高速を走って、ほぼ一か月ぶりとなる我が家に戻る予定である。

2024春 西国行脚(19日目)

高速は速かった

昨夜は夕刻から急に風が強まり、車中は「震度2」程度の揺れが続いた。時折激しくなる雨音との二重奏に悩まされたが、22時頃には収まり、睡眠を確保することができた。今日もスッキリしない空模様だが、雨の心配はなさそうだ。

7時45分始動、淡路北ICから高速に入りあとはスイスイ。途中西宮名塩PAで休憩、栗東ICで高速を下りて10時過ぎ、野洲の「銅鐸博物館」に到着。ヤッパ、高速は速いなあ。

ここは野洲市歴史民俗資料館も兼ねていて入館料300円、野洲市内の大岩山で出土した銅鐸や復元模型、2Fには農・民具などが展示されている。銅鐸は2千年前の弥生時代の祭事用のもので、当時はカウベルとしても使用されていたとか。復元された者には細かいトリ・シカなどの文様もある。そばの歴史公園には竪穴住居、水田、古代ハスなどもあるらしいが、今日はパス。

時刻は11時20分過ぎ。彦根市に向かってる途中猛烈にハラが空き、国道に面した「めんどころサガミ五個荘店」に寄って「アナゴ天丼と梅おろしそば」1,860円でランチ。チェーン店らしいが、店に高級感があってそれなりに旨かった。

12時半、彦根市の天寧寺に到着。薄暗い本堂の五百羅漢は圧巻だ。

羅漢を見るたび「オレとそっくりなのはいないか」気分で探すのだが、なかなか見つけられない。別区画には木造で日本一大きいという「布袋様」が鎮座されている。庭には石庭が設けられているが、何に見えるかは分からない。

>裏手を上ると墓地があり、名残の桜が咲いている。ここからは彦根市が一望でき、現存十二天守の一つ「彦根城」が見えた。

40分ほど走って長浜市の「国友鉄砲ミュージアム」を見学。種子島に伝来した鉄砲2丁のうち1丁が足利将軍に献上され、昔から鉄製武器製造が盛んだった国友の鍛冶職人に作成の命が下された。以来浅井、織田、羽柴、徳川に重用され発展したとか。銃身底部の密閉を確保するボルト状のものの「ねじ込み」が難しく、大根を小刀でくりぬくことで「タップ」の原理を掴んだとか。展示されてる鉄砲は意外に少なく、鑑定団の澤田先生の所蔵の方が多そうだ。

ネグラの予定だった湖畔の道駅「水鳥ステーション」が休館日、ならばもう一つ北の「塩津街道あちがまの里」に来たがここも休館日。しょうがない、時間も遅いので今晩はここに泊することにした。

明日は福井の道駅を辿りながら北陸路を走り、国道の渋滞次第では高速に入って一気に新潟へ戻るかもしれない、、、