「ツル、見っけ」
泊っているペンションは、外観同様内部もメルヘン調で可愛らしくきれいだ。売りは薪ストーブのある食堂でi戴く食事、夕食はフルコースである。先ずはサッポロクラシックでノドを潤す。
サーモンのマリネ、パンプキンスープ、ホタテのグラタン、魚料理にサーモン、肉はポーク、ブルーベリージャムのアイス、勿論お代わり自由のライスが付く。申し込みは夕食付きのみだったが、旨いので朝飯も付けてもらう。
目が覚めたのは5時半、予報は小雨となってたが、もう音を立てて降っている。7時半から朝食。ミルクは近くの牧場から、コショウの効いたオニオンスープが旨かった。「エール」を見て、8時半、丹頂探しに出かける。
土砂降りの中で牧場の農道を走り回るのもナンなので、昨年子連れのツガイがいた標茶町のパーキングエリアに行ってみる。10時前到着、場所は間違いないのだが、ツルの姿は見えない。この雨じゃあ、ツルもどっかで雨宿りしているのだろうか。
40分ほど粘ったが、どうにも見えない。あきらめて厚岸へ向かうべく標茶駅の方へ2㎞ほど走ったとき、白い大きなものが二つ見えた。慌てて車を空き地に停め、傘をさして近づいてみると、、、頭の「頂」に赤い「丹」があり、間違いなく丹頂鶴だ。
左手にカサをさし、右手でデジカメのズームを操作しながら撮るが、ブレまくって半分はピンボケだった。欲を言うなら飛んでる姿が見たかった。
諦めてた写真が撮れ、気分よく厚岸へ向かう。標茶から道道13号線(昨年まで14号線?)で11時半、厚岸海産に到着。昨年と同じメニューでカキ丼1,100円に焼きガニ2皿(計4個)900円を食べる。焼きガニは十分に生っぽく、カキ丼はプリプリのものが6っつも、ウ~ん、満足、マンゾク、、、
まだ土砂降りの中、厚岸から国道44号線~道道123号線で別海町へ。間もなく別海町に着く手前で、左手の牧場にまたも白い大きなものが、、、間違いなく丹頂鶴だ。道路脇に寄せ、今回は車の中から左側の窓を開けて撮影する。
標茶より少し大きめのツガイだ。ギャーギャー鳴くので飛びあがるかなと期待したが、足早に離れていくだけだった。
13時20分、別海町の保養施設「べっかい郊楽苑」に到着。入湯料510円、お湯は無臭だが黒いモール泉だ。ちょうど良い湯加減に加え客は私入れて二人、露天で堂々と足を伸ばしゆっくり浸かる。一時間ほど入ったら、もう肌がツヤツヤになった。
温泉から出るころには雨は小降りとなり、15時半、ペンションに着いた時にはすっかり上がっていた。明日、明後日は近隣の宿はとれず、釧路市内のキャンプ場のフリーサイトで連泊の予定だ。週末で四連休の初日、まさか客は私一人ということはないだろうなあ、、、