2023秋 北海道・東北放浪記(10日目)

タンチョウ、見っけ

昨夕15時過ぎから降り始めた雨は23時ころまで降りつづく。今朝は珍しく6時半までグッスリ、晴れて真っ青な空が広がっている。

「らんまん」の最終回を見て、8時15分始動。昨日行った「宇宙展望台」に寄ったが、青空の中で山々の上には傘雲が浮かんでいる。

展望台の近くに「さけます事業所」がある。勤めていたセンターと今は同組織のため、昨日から電話しているが全然つながらない。サケの採捕シーズンで忙しいのかな。

斜里町から国道244号線で根北峠を越え、標津町の「歴史民俗資料館」へ。ポー川史跡公園にあり、2019年6月以来の再訪だ。受付の人と歓談、アイヌの生活史について面白い話が聴けた。

すぐ近くの「北方領土館」に寄る。ここから国後は24㎞と目と鼻の先、四島の歴史的所有の経緯などわかり易く説明しており、パネル写真も豊富に展示されていた。

中標津町の「郷土館」へ行く。狭い空間に開拓時代から昭和までの生活雑貨が「これでもか」というくらい展示されていた。

別海町の「郷土資料館」へ。外壁が修理中で木造の館内に入ったら展示場は真っ暗、しばらくして係員が電気を点けてくれたが、入館料350円をしっかり徴収される。別海町と言えば野付、アイヌの人たちもこの地で暮らし、先端では古くから北方4島への出入りの港として栄えたとか。10月1日から帆曳のシマエビ漁が始まるらしく、ちょっと来るのが早かった。展示の目玉「2.4mの立ちヒグマ」とツーショット。

ここの本命は、同じ敷地内にある「加賀家文書館」。名前も聞いたことがなかったが、江戸末期に運上方とアイヌとの通詞だった三代目加賀伝蔵が、当時のことを詳細に記録した「加賀屋文書」が近年注目されているという。松浦武四郎とも交友があったとか。

13時、電話で予約してたドライブイン「ロマン」の名物「ポークチャップ」でランチ。今日は「400g=2,180円、ライス250円」を食べたが、結構ハラにきた。因みに700gはライス無しで2,780円だった。左の写真は2015年7月7日に食べた「700g=2,410円(ライス付き)」のもの、今はとても食べきれないだろうな。

別海町から今晩宿泊予定の道駅「厚岸グルメパーク」へ向かう。道道123号線で牧場地帯を走りもうすぐ国道44号線に出るところで左側に大きな鳥が、、、100mほど過ぎたところに駐車して単眼鏡を覗くと、お~、丹頂鶴が3羽、地面を突っついている。Uターンしてジックリ観察、1羽は頂に丹のない幼鳥なのでたぶん夫婦と子供の3羽だろうな。今航お初の丹頂鶴、楽しませてもらいました。

15時道駅「厚岸」に到着。着く寸前から夕立ちにあったが、今はまた晴れている。今晩は「中秋の名月」、どんな月が見れるかな、、、