ラーメン価格の優等生

終日薄暗く、雨が降ったり止んだりの天気。気温はやや髙めの7~8℃、寒くはない。

午前中、今年初めて西区に住む次姉のところに顔を出してきた。能登半島地震から三週間が経ったが、市内の液状化による被害は広範囲で予想以上に大きく、連日ボランティアによる土砂の撤去作業がニュースとなっている。幸い姉のところは無事だったが、道路一本異なるだけで液状化があったりで対策はかなり難しいようだ。

帰りに我が家に近いスーパーの敷地内にある「東華楼新和店」でラーメンランチを食べる。むかし「東華楼」は市内の繁華街中心にあってもの凄く繁盛している有名店だった。テレビがない時代の最大の娯楽は映画で、父親は「ワタシが観たがってる」を口実に西部劇をよく観に行った。ワタシは映画は二の次、帰りに食べさせてくれる「ラーメン」が楽しみでくっついていったが、その頃入ってた店が「東華楼」である。

手っ取り早く「日替わりランチ」を食べる。ライスの上に酢豚風ものが載ったものとラーメンのセットで875円、ラーメンは鶏・煮干し系のアッサリスープに黄が濃いシコシコ細縮れ麺、6~70年前を思い出させる懐かしいう味である。ここで食べるのは随分久しぶり、ウチにもどって秘密の「ラーメン記録簿」をみたら「2011年12月14日、白菜煮とのラーメンセット750円(右の写真)」と出ていた。確かにサイドのランチの量は少なくなりラーメンのチャーシューも消えていたが、消費税が5%から10%に上がってるにも関わらず丸12年経って「たった100円」しか上がってないとは驚きで、正に「価格の優等生的ラーメンセット」である。

明日午後から今冬一番の寒波がやってくるようだ。雪が積もればあったかい鍋焼きラーメンでも啜って引籠ろうと考えている、、、