2023秋 北海道・東北放浪記(5日目)

今日も秋晴れ

今朝の稚内の最低気温は12℃の予報だっけど朝方の冷え込みはかなりのもので、さすが北端の地であることを実感する。今日も秋晴れの快晴である。

6時半から朝飯の用意、持参のコシヒカリ半合のご飯炊きに挑戦する。「ヒロシ流」に途中何度もふたを開け炊き具合を確認、水を足しタシ何とかシンのないご飯が出来上がった。オカズはピアノの先生から戴いた東京土産の「レトルトじゃが豚カレー」、メンチカツを載せインスタント味噌汁付きで食べる。オ~、美味、ビミじゃぞい、、、、

8時半、キャンプ場から昨日の高台展望所へ移動。ここでは心置きなくアイドリングできるので、「サンジャポ」のスポーツコーナーをじっくり視聴する。

9時半、日本海側にある「夕日丘PA」から利尻岳を臨む。今日は視界もバッチリ、礼文島もしっかり見える。

海岸線を北上し、9時45分オープンの「稚内温泉童夢」に入る。入湯料600円、日曜なので大勢の客でにぎわってるが、露天、ジャグジー、薬湯、と1時間近くゆっくり浸かった。露天からの同じ景色を、休み処から臨む。

ノシャップ岬に出る。火照った体に爽やかな風が心地よい。写真を撮ってもらいがてらボランティアのジッチャマと歓談、ここのちっちゃな港内でもサケが釣れるというから驚きだ。

市街に戻り、駅近くの登録有形文化財「旧瀬戸邸」を見学する。利尻出身の底引き漁船船主「瀬戸常蔵」が、秋田から大工を呼び秋田の木材等を使って、昭和27年、贅を尽くして建てた邸宅である。造りに凝った天井、巡業中の大鵬をもてなすために増築した茶室、吉永小百合主演「北の桜守」の撮影も行われたという。ここは通称「親方通り」にあり、底引き漁業華やかなりし頃は8軒もの船主の屋敷が並んでいたと言う。うち一軒はサケマス時代に所属していた独航船船主のもので、懐かしく聴いていた。

途中スーパーで買い物し、13時過ぎにキャンプ場に戻る。自炊の用意をし、昼飯代わりにさっそくイッパイ。青空の下で飲む金麦の味がたまらねぇ~、、、

明日は抜海に出て利尻富士を見ながら南下、遠別町から内陸部に入り、途中温泉に入りながら名寄付近まで行く予定である。