「ジンギスカンは二度おいしい」
風が段々強くなり、今朝は鳥のさえずりならぬテントを揺らす風の音で目が覚めた。明け方はかなり冷えたが、ユニクロのライトダウンを着て寝たので結構グッスリ眠ることができた気がする。
7時半から朝飯作り。同時にやれたらいいのだが、鍋が小さいため「サトウのごはん」を温め、「レトルトカレーとウィンナー」を温め、器に盛って出来上がり。ドリップコーヒーも旨かった。
朝飯後、場内を散歩。大きな多目的広場では中学生たちがサッカーの合同練習、36ホールあるパークゴルフ場では老々男女が精力的にプレーをしていた。それにしても広大なキャンプ場である。
10時を待って副港の「みなとの湯」へ行くと、現在コロナ禍で休業中。なれば岬を廻って日本海側にある「稚内温泉童夢」へ行く。通常650円のところ、65歳以上で道外の人は入湯料490円だ。利尻が見える露天風呂、ジャグジー、薬湯など1時間ほどゆっくり浸からせてもらった。風呂上がりの三ツ矢サイダーが美味い。
温泉にほど近い「西稚内漁港」に行ってみると、堤防という堤防にサケ狙いの釣り人でイッパイだ。双眼鏡をのぞきながら20分ほどみていたが、釣いりあげる人はいなかった。因みに今年は水温が高く、道内の定置網のサケ漁は不漁が続いているらしい。
スーパーで買い物し、キャンプ場近くの「バードハウス」に寄ってみた。強風で湖面が波立ち、しかも逆光で鳥を探しきれない。飛んでたのを撮ったが、これカラス?
強風の中を小さなボートで漕ぎだしている人がいる。「危ねーな」と見ていたら、シジミ取りの漁師さんだった。大沼ってスゲー浅いんだ。沼越しに見る利尻富士も絶景である。
敷地内の展望台に行ってみる。稚内空港が近い。昨日、今日と、夕方着陸する全日空機が真上を通過していった。
晩飯は? もちろん「ジンギスカン」。冷凍のこの肉、解凍すると付け汁が一杯で、焼肉というよりすき焼きに近い。ならば「汁」が勿体ないと、今日は「うどん玉」を買ってきた。最初、キャベツ1/4のざくぎりと肉でイッパイやり、残った汁でモヤシと余ってたサラダ菜で「うどんすき」。一袋で二度おいしい今晩のジンギスカンだった。
明日は紋別のホテルを予約した。明後日からまた天気は下り坂で、どうも道東の知床、釧路、帯広へ行くタイミングが難しい。晴れ間が続くまで、どうやって時間をつぶすかな、、、