楽しい富士宮の集いでした

8月25日(初日) 出発前にアクシデント

今日から二泊三日の第二回富士宮の集い。10時過ぎ、横浜の娘のところから出発しようと駐車場へ行くと、ナント、スマートキーで車のドアが開かない。キーの電池切れ? ちゃんとランプは点いてるゾ。ということはバッテリーあがり? 何はともあれ自分ではどうにもならず、すぐにJAFを呼ぶが現場到着まで1時間以上かかるという。11時45分ようやく作業開始、やっぱりバッテリーあがりだった。このバッテリーは7月初めに北海道・伊達で交換したばかりの新品で劣化はありえず、原因は漏電? ドアはしっかりロックされてたし、室内灯のスイッチ位置も問題ない。20日13時に駐車してから丸4日と21時間、日中は炎天下に晒されてはいたが、まさかこの暑さでバッテリーも狂ったかな? JAFに言われた通り1時間ほどアイドリングし、13時ちょうど、富士宮に向け出発する。バッテリーへの負担軽減のためエアコンは点けず、窓を開けて走るが暑いのナンノ。東名に入って渋滞にも引っ掛かり足柄SAに着くまでの2時間半は地獄絵そのもの、汗でパンツまでグッショリだった。

その後、時間調整しながら17時過ぎに富士宮のNさん宅に到着。NさんとI先生はこの日の午前中に函館から帰還、富士宮に置いてったNさんの車も半ドア状態で室内灯が点きっぱなしだったためバッテリが上がり、JAFを呼んだとか。18時過ぎ、東名の渋滞に巻き込まれていた1台も到着し参加者7名が顔をそろえる。ちょっと控えめながら富士山も歓迎してくれた。

19時からデッキ下の石組炉で火を囲みながらBBQ、先ずは生ビールで乾杯だ。各々が竹棒先の金属具にはさみ直火で炙る二種類のソーセージが絶品だった。

 

8月26日(二日目) 突然の雨にも負けず

朝から雲一つなく晴れ渡り、富士山の雄姿をじっくり拝むことができた。6時半からウッドデッキで恒例のラジオ体操、第二までしっかり体を動かすと汗が滲むのは暑さばかりでなくトシのせいかな?

7時から朝食。Nさんの実家で育てた野菜類がタップリ並び、この日に合わせて収穫して頂いた新米にみんな舌鼓を打つ。窓の外にはゴーヤのカーテンが陽射しを遮る。食後には、境港のMさんが持参した特製ブレンドコーヒーの甘い香りがみなさんの鼻孔を刺激する。

8時過ぎに車で出発。途中コンビニで飲み物をタップリ仕入れ、9時頃から前回と同じ「富士山西臼塚」コースをトレッキング。前回Nさんからミッチリ教えてもらったハズなのに、4か月経つと木々の名前などスッカリ忘れている。Nさんの説明もバージョンアップ著しく、頭の体操しながら2㎞ちょっとのコースを約3時間かけて歩く。

12時半から近くの日帰り温泉を楽しみ、帰還する。

14時から遅めのランチ兼ディナーを兼ねてウッドデッキでイッパイが始まる。Tさん釣果のヤリイカの刺身と一夜干し太刀魚の焼き物、函館産のワイン、近くの農家が育てた大粒ナメコのソテー、茹で落花生ホタルイカのアヒージョ、etc. が所狭しと並ぶ。

15時過ぎから雷も鳴る雨となったがナンノソノ、急遽せり出した天幕の下、だれもグラスを置くものなどいなかった。

夜タクシーを呼んで、市街のスナックへなだれ込む。ウィスキー(若干1名はノンアルドリンク)を傾けながら一人三曲をノルマに歌合戦が開始される。出を待つオレ、センター時代のオハコである高橋真梨子「ごめんね」、安全地帯「ワインレッドのこころ」、河島英五「野風増」を唄うが出来はイマイチ、イマニ、、、イマロクぐらいかな。23時過ぎ、Nさん宅に戻って飲み直し。ワタシを筆頭とする不良老人パワーは今夜も健在だ。

 

8月27日(最終日) 〆は特製富士宮焼きそば

昨日同様雲一つない青空、富士山は今回もその雄姿を見せて歓迎してくれた。

ラジオ体操を終えて朝食。この日はNさんが腕を振るった豪華メニューが並ぶ。フレッシュオニオン入りパンケーキが圧巻、オーガニックのトマトとブロッコリー、冷製スープとホットなナメコのコンソメスープ、冷凍ブルーベリーが載ったヨーグルトも絶品だった。

午前中区長を勤めるNさんは防火訓練参加のため出掛け、我々は近くのファーマーズマーケットに行ったり留守番がてらテレビを観たりして過ごす。大きなガーデンには花木のほかブルーベリーもたくさん成っており、めいめい摘んでお土産にする。

Nさんも戻り、正午前からウッドデッキで最後の午餐。庭でとれたゴーヤのチャンプルー、Wさん提供のマーケットで仕入れた鶏の唐揚げ、そして〆は「富士宮やきそば」だ。秘密の豚カスがコクを生み、魚粉をふりかけた麺のシコシコ感が堪らない。

二泊三日の富士宮合宿も無事終了し、13時現地解散。忙しい中を楽しくコーディネートしてくれたNさん、I先生、本当にありがとう。そして今回も受け入れてくれた後輩諸氏に感謝です。年明けの雪の時期、第三回目の集いもあらあら企画されている。今回参加できなかった人にも逢いたい。健康、体調に気を付け、老体にムチ打ってでも是非とも参加するつもりである。