2023春 北海道気まま旅(45日目)空気が変わった

 

今朝は3時に目が覚めトイレへ。普段はここから眠れずにグダグダしてるのだが、今朝は二度寝ができて5時半過ぎ「お目覚めアゲイン」。今日も晴天、名寄は29℃の夏日予報だ。道駅の裏は田園地帯が広がっており、ジャガイモ畑にはもうすぐ白い花が咲くんだろうな。

 

9時のオープンを待って「名寄市北国博物館」を見学する。前には除雪に活躍した「キ(機関車)マ(雪を掻き寄せるマッキロー車)ロ(ロータリー車)キ(機関車)」が保存されている。

入場料は一般220円のところ、65歳以上は半額の110円。テーマ毎に、北海道の地理的位置、氷河期後の暮らしぶり、14世紀以降のアイヌ文化、開拓の歩み、郷土コーナーなどに分類され展示、紹介されている。

名寄は黒曜石の産地だったことから、人が住みつくのも早かったらしい。

勿論、名寄を経て天塩川を下りながら河口まで調査した松浦武四郎のコーナーもあった。

名寄で一番に思いつくのは「名寄岩」。モノゴコロついた頃には引退してたが、双葉山、新潟出身の羽黒山とともに「立浪三羽烏」の一人であり、大関から落ちて復帰、再び落ちて病気に苦しみ番付を下げながら晩年には関脇復帰、「涙の敢闘賞」という映画にもなった不屈の力士である。

 

名寄から無料区間の高速で美深まで、美深から道道49号線を走って10時40分「トロッコ王国美深」に到着。2015年以来2回目のトロッコ体験だ。「入国料」一人乗りは1,800円(2人以上は1,600円)だ。

11時組は全部で6台、申し込み順でワタシが先頭を走る。童心にかえりワクワクしながら、往路はゆっくりめでトコトコと、復路はほぼアクセル踏みっぱなしで往復10㎞、約40分の運転を終えた。名寄地方は夏日の予報、直射日光がビシビシこたえた。

 

ここから道道49号線、120号線、朝登を経て国道275号線と走って浜頓別へ。全線交通量はほぼほぼ皆無で貸切状態のため、マイペースで走れたから気分爽快だ。樹林帯も多いが道脇には結構牧場、牧草地が広がり、のどかな風景を楽しむことができる。

 

晴天の下、走っていれば風が入るからよいが、停まった車内は灼熱と化し暑い、アツい。ところが中頓別を過ぎ浜頓別に近づくにつれ空気が乾いてヒンヤリして心地よい。内陸とオホーツク側、こうも空気が違うんだ。

 

14時過ぎにクッチャロ湖畔に到着。キャンプ場は400円という手軽さもあって大賑わい、多くのライダーもテントを張っていた。大沼は静かだけど水鳥はみえないなあ。

 

15時前、道駅「はまとんべつ」到着。6月7日以来、今航2回目のお泊りだ。

明日はコンビニで飲み物・軽食を買って「ベニヤ原生花園」を半日ゆっくり廻る予定にしている。