2023春 北海道気まま旅(31日目) ワン・マンス・パースト

昨日同様今にも降りそうなドンヨリ暗い朝である。ここは新しいから人気があるのか、車中泊の車でいっぱいだった。

 

7時過ぎに始動。15分ほどで、クッチャロ湖西側の牧場脇にある「クローバーの丘」に到着。途中未舗装があるということでバイクでは敬遠してたところだが、来てみると全面舗装済みであった。辺りにクローバーは見えず、今は「ワタスゲの丘」である。「幸福の鐘」はアベックか乙女が鳴らすのだろうが、誰もいないのをよいことに、これまでの旅の無事を感謝し残りの旅の無事を祈り、デッカく2発鳴らしてきた。

 

20分ほど走り、浜頓別から東の海岸に近い「ベニヤ原生花園」に行く。遊歩道は90分と45分の回り方があり、勿論短い方を選ぶ。2~3名の方とすれ違ったが、プロかアマか分から分が三脚につけたバカでかいカメラを抱えており、デジカメ片手のオジンからとても話をする雰囲気ではなかった。

単眼鏡ではもっと多くの野鳥を見ているが、デジカメでは3羽の撮影に終わった。みんな同じ種類かな?

花はこれから。センダイハギが目立ってはいたがヒオウギアヤメほか何種類かは咲いていた。

 

久々にエサヌカ線を走ってみた。数㎞続くまっすぐな道、前も後ろも道の端は地平線にくっついている。

この道はライダーの聖地。バイクで初めて走ったときの爽快感は、未だ脳裏に焼き付いている。

 

道駅「さるふつ」に寄る。目的は帆立の貝焼き、貝柱をはずして貝殻にのせた帆立をガス台に置いてジュウジュウ。何回もひっくり返して焼くこと7~8分、最後にバターを載せて出来上がり。昨秋と変わらず1個495円、ウメ~、ゴチソウサマデシタ。

 

国道238号線を走り、日本の北端「宗谷岬」へ。今航は今日でちょうど一か月経過、その節目が北端の地になるとは予想もしてなかった。視界も効かず今日は観光客はまばら、折角だから記念碑、間宮の林ちゃんとツーショットを撮る。

正午過ぎに稚内市内に入り、副港脇の「港の湯」へ。ここは露天、内風呂ともモール泉で茶色いヌルヌル感がたまらない。客は4~5人でほぼ貸切状態の中、まったりあったまってきました。

途中スーパーに寄って買い物し、14時ちょうど「道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」に到着。昨秋まで「65歳以上」は一泊、平日500円、土日祝日は1,000円だったが、今回は日に関係なく一般1,500円に対して800円になったようだ。

今日、明日はここに連泊し、明日は取りあえずサロベツ原野の花の状況を見てくる予定だ