墓掃除

朝からスッキリした青空が広がった。5時半、久しぶりに朝の散歩に出る。分水の海の出口までの往復で約1時間半、帰ってきたらパンツまで汗ビッショリになった。

もうすぐお盆。ウチでは13日に墓掃除と墓参りするだけであるが、当日は寺の駐車場も混むし備え付けの掃除用具の確保も難しいので、最近では事前に掃除だけ済ませておくようにしている。予報によると、明日11日は今日より暑くなるようだし、12日は雨模様のようだ。というわけで、午前中墓掃除をしてきたが、やっぱ暑いのナンノ、帰ってきて今日二度目のシャワーを浴びることになった。

物心ついたころから、13日の早朝は父親と二人で墓掃除に行くのが常だった。私が小学校4~5年の頃からかな、駄賃欲しさに一人で墓掃除するようになった。タワシ、バケツ、箒、ときにクレンザーを持って自転車ででかける。貧乏長屋の狭いウチに住んでるくせに、何で墓はこんなにデカいんだろうと恨めしく思いながら一時間以上かけて一生懸命掃除したものだ。駄賃は小学生の頃は10円、中学~高校生で100円くらい、大学生では冷えたビールが駄賃代わりとなった。

連休中の三日間、本来ならお盆の帰省ラッシュがトップニュースとなるが、コロナ禍の影響で高速も空き空き、新潟着の新幹線も10%程度の乗車率だったらしい。お寺で一緒になったオバチャマも「子供たちが帰ってこれないので、墓掃除が大変」とこぼしておられた。新型コロナはこんなところにも影響してるんだ、、、