陽希、越後を駆ける

朝からずっと曇り空。午後から雲も厚くなり、暗くなってから雨も降ってきたようだ。昨日が暖かだったので、今日はかなり寒く感じられる。といっても、この週末も「必要至急」の用事もないので、ほぼ引籠りだったのだが、、、

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田中陽希が全国三百名山を自力で踏破している「グレートトラバース3」、2018年1月屋久島をスタートしてからもう三年目に入っている。月1回のペースでダイジェスト版を放映しているが、昨夜はその24回目で舞台は新潟の山々だった。

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昨年10月20日佐武流山を皮切りに、21日には鳥甲山と苗場山の二座、23日鎖場55か所の難コース八海山を踏破している。

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季節は紅葉真っ盛り、画面からもその鮮やかさが十分伝わってくる。その後も中ノ岳と荒沢岳、越後駒ケ岳と越後三山を次々と登っている。素人の私が見てもものすごいスタミナである。百名山のとき彼を泊めたという北海道のとほ宿のご主人が、登山技術は全然大したことはないが陽希のあの体力には恐れ入ると言っていたのを思い出す。

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 圧巻は、カヌーで佐渡へ渡ったこと。フェリーでさえ2時間以上掛かる海峡、天候に恵まれたとはいえ40㎞を6時間半で漕ぎ切るとは、、、。

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 佐渡の国中平野に舞うトキもきれいだった。佐渡をツーリングしたのは2012年6月、あの時はトキの放鳥数はわずかで田んぼで見るなんて無理だったが、今は四百羽以上が放されている。久しぶりに、この春行ってみるか。今回は佐渡の金北山に登って終了した、雪が少なかったとはいえ、この冬を乗り切って今頃はどこに向かっているのだろう。次回の放送が楽しみだ。

昨日、今日と都の新型コロナ感染者数が百人を超え、いよいよ来るべき時が来たとの感が強い。これが地方には広がらないという保証はない。ますます暗澹たる気分になってきた、、、