まるで戒厳令下

朝になっても薄暗く曇も厚かったが、日中は陽が射す時間もあった。

新型コロナウィルスの勢いがすさまじい。千葉では障碍者施設で一気に50数名の感染が確認されたし、東京は今日も60名を超えて連日の記録更新だ。首都圏では東京への往来ばかりでなく、週末の不要不急の外出自粛要請もあって繁華街の人影はまばら。欧米ではもっとすさまじく、街には人っ子一人歩いていない。これは夢か現か幻か、まるでSF世界の戒厳令下のようである。

新聞記事によれば、イタリアの大規模感染の要因は、①他国に比べ親との同居世帯が多いこと、②日常的に孫とハグやキスをすること、③医療費無料で待機することなくすぐ病院に掛けつけること、④入院すると親類縁者の見舞が絶えないこと、等があげられるという。普段であれば良いことだらけだが、感染症では最悪で医療崩壊を生むことになったらしい。

今日確認された市内の80代女性感染者はケアハウス入居者で、経路が分からず集団感染が懸念されている。東京や千葉のように一日何十名の大量感染者が連日発生したら、受け入れる医療施設は果たして足りるのだろうか。

横浜の姫君たちに会えるのはもう少し先、しばらくは送ってもらうメールと写真で我慢の日々が続くことになりそうだ、、、