06時、起床。早速かけ流しの温泉で一風呂浴びる。7時半、窓から海を眺めながら食事処で朝食を食べる。写真の料理のほか、小っちゃいサバの味噌煮一切れと蟹(細い脚1本)の味噌汁が付いた。予報通りの天気ならもっと青空が広がって良いものだが、昨日より少し明るい程度でちょっとガッカリ。09時、宿を出発する。
30分ほどで酒田市の土門拳記念館に到着。著名な写真家とは知っていたが、三度目の酒田で初めて入館する。ちょうど代表作である「古寺巡礼」第4集、5週の作品が展示されていた。訪れたことがある寺の仏像、建物も数多くあったが、モノクロ、カラーともやはり迫力がある。
ツーリングマップルに、酒田市街の西に「普門院のケヤキ」とあったので行ってみたが、境内は小さく、地図もないし付近に人もいない。裏山の方まで行ってみたが見つけきらず、見事空振りに終わった。ここから秋田との県境に近い遊佐の道の駅に向かう。
国道345号線からは鳥海山が見えるが、今日は恥ずかしがって頭を隠してる。道沿いの田んぼのあぜ道には黄色い花が咲いていた。道の駅「鳥海ふらっと」でコーヒーブレイク。産直をのぞくと野菜類が安く、思わず荷物にならないアサツキとウルイを買う。
遊佐から国道7号線で南下し、酒田みなとICから高速の日本海縦貫道で一気に新潟を目指す。高速は酒田~鶴岡間は有料だが、鶴岡~温海間は無料区間だ。温海からは7号線を走り、新潟県に入った勝木からは笹川流れの海岸線を南下する。今日は粟島もはっきり見える。山形ではあまり見なかったバイクも新潟に入ると目立つようになった。
瀬波の岩船鮮魚センターを冷やかした後、岩船漁港の領し食堂で「ぶり漬け丼」880円の昼飯を食べる。養殖ハマチとは思うが、切り身も大きく食べ応えがあった。
食堂裏の漁港では、10トンくらいの板引き漁船が次々と入港し、水揚げの真っ最中。食後しばらく見学する。
メインはアカガレイに柳ガレイ、ヒラメも多い。甲イカ、赤いカナガシラ、数は少ないがアンコウ、スズキ、トラフグなども揚がっている。底引き漁は魚種が多いから見ている分には楽しい水揚げである。
神林からまた高速に入り、予定よりちょっと遅れて15時15分、内野のガレージに着いた。二日間で約450㎞、久しぶりに「走った感」がある。この先、また天気は下り坂だ。今度はいつ走れるかな、、、