9月10日(初日)
冷蔵庫の在庫一掃を図るべく、今朝は「エリンギ(2パック)と長ネギの卵とじ」の朝食。味はともかく、空腹だけは満たされた。それにしても昨日に引き続き、今日も蒸し暑いこと。
ゴミ捨てのついでに、コンビニでフェリー内の食事とアルコールの買い物をする。オニギリ2ヶ、パン2ヶ、サンドウィッチ1ヶ、ポケットウィスキー一本、つまみ数点、ビールは現地調達だ。これで小樽に着くまで飢え死にすることはないだろう。
10時半マンション出発、20分ほどでフェリーターミナルに到着する。今日のバイクは30台ほどだ。11時半近くになってようやくバイクの乗船が始まった。それにしても暑い。
ほぼ定刻の12時05分出港、これで新潟ともしばしのお別れだ。ベッドメイクした後、売店で買った冷えた缶ビール片手にサンドウィッチとオニギリで昼飯。そのあとポケットウィスキーを半分ほどやっつける。うめ~~~、、、船旅は飲めるから良いよな。波は静か、一気に睡魔に見舞われて北海道に夢をめぐらし昼寝する。目が覚めたらまたパンをパクつきこの後もほとんどベッドで過ごす。早くアシタにな~れ
9月11日(二日目)
4時半定刻に小樽港着岸するが、トラック、乗用車の順で下船が始まり、バイクは最後で5時を大きく回ってしまった。東の空は不気味な朝焼け、ナント、道央から南は午後から雨の予報になってしまった。気温は15℃、ちょっと肌寒いくらいだ。
今日はロープウェーで旭岳に上がり、日本一早い紅葉を見るつもりだったが予定変更。いつ降ってもいいように、道駅「とうべつ」でカッパを着込む。宿は美瑛にとってあるから、まっぷるを見ながらコースを立てる。先ずは「宮島沼」へ。
ここは、昨年10月「こころ旅」のゴール地点。大きさは佐潟と同じくらいかな。マガンの飛来地で有名らしい。
今日はトリを探すのに一苦労。双眼鏡で見てようやく2枚の写真を撮ることができた。
滝川市の丸加高原展望台に寄る。今年7月11日放送「こころ旅」のスタート地点だ。視界はあまりよくないが、中央にポツンと高いのが「暑寒別岳」らしく雲海も望めた。
道駅「ライスランドふかがわ」でコーヒーブレイク後、「戸外炉(トトロ)峠」に行く。発音にあやかり、峠近くには「ねこバス」が停まっていた。
ねこバスから100mほどのところに展望台があり。ここからの景色がまた見事でしばし見とれてしまった。ここまでは何とか雨も我慢してくれたが旭川に向かう時には道路も濡れるくらいの降りになる。
旭川市の「川村か子(ね)とアイヌ記念館」へ行く。昔の写真や生活用具、近代の工芸品などがてんじされているが説明文が少なく、ガイドさんがいないとただ見てるだけで正直面白くなかったなあ。
まだ時間があるので、当麻の「上野ファーム」へ寄ってみる。ハロウィンを先取りしたようなカボチャの人形がお出迎えだ。
もう花も終わりのようで、今までで一番花は少なかった気がする。
射的山の上にはレインボーカラーの椅子が並べられていた。今日は無風で「風の足跡」も見れず仕舞だった。
ここから美瑛に向かうがお目当てのレストランが閉鎖となっていてガッカリ。おまけに道の駅へ行ったら、14時過ぎで食事はできないという。仕方なく、メンチカツと午後の紅茶で小腹を満たした。
雨が段々強くなる中、15時半、とほ宿「おかせん里」に到着。オーナーから「今回はバイクで来れましたね」と冷やかされた。
明日は天気も回復するので、三年ぶりとなる美瑛、富良野を堪能するつもりだ。