北海道ツーリング 2018秋(7日=六日目) 一部復旧、混乱続く

朝起きて、まだ電気が点かないことにガックリ。折しも天気は下り坂で、南側ほど早く崩れるようだ。朝飯を挟み、泊り客がネットで電力の復旧状況を調べてくれたが、もう帯広から北の方は電気が来ているらしい。それならガソリン補給は問題ないし、帯広の北・鹿追のとほ宿に電話して今晩の予約を取る。ご主人が言うには未明に電気はきたそうだ。
昨夜のお客は私を除き3人。徳島から来た63歳の方は私のより5年新しい同型ハーレー。室内ではアンダーシャツにトレパンと冴えない服装だったが、出発時にはデニムシャツ、Gパン、革ジャン、ブーツ、ヘルメットなどすべてハーレー純正品。恐れ入りました。
二人目は世田谷の50代で金髪のオッサン、オフロードバイクを積んだワゴンで1か月近く道内をまわっているとのこと。もう一人は鶴見区の50歳くらいの人。娘の所に近くナント子供たちは馬場小、中学校だったよし。8時過ぎ、私も宿を発つ。
大樹町から忠類へ向かう途中、4羽の丹頂鶴に出くわす。このへんは釧路湿原と同じくらい鶴が頻繁にみられるというが、私にとっては今ツーリングお初である。これは幸先良いぞ。
中札内から西へ20㎞走った「ヒョウタンの池」に行く。朝早いせいばかりではないだろうが、車はほとんど走っておらずそれでもスピードに注意して快調に走る。この滝、想像してたよりは幅といい、水量と言い、迫力ある滝で満足した。
一旦中札内まで戻り、芽室の「新嵐山スカイパーク」へ行く。細い道も何のその、展望台に到着。そこには美瑛ばりの十勝平野の絶景を見ることができた。
昼飯を食べに帯広市内を目指すが、市内全域復旧と思いきや思いのほか停電が続いているところが多い。GSも然り、6〜7割は閉鎖中で開いてるところも長い車列ができている。宿はそう遠くない、タンクはまだ半分くらいあるが、私も並んで補給(8.75ℓ)する。
レストラン、食事処も然りで、目指したソーセージ屋、二軒の豚丼屋には臨時休業の張り紙が、、、。昼飯はあきらめ、コンビニの駐車場でお茶とともに昨日のクリームパンを流し込んだ。
時刻は13時、昨日シャワーも使ってないので帯広市内から20分走った「幕別温泉華のゆ」へ行く。ここは真っ黒でスベスベしたお湯、露天、内湯、たらい湯などを楽しみ、じっくり汗を流した。
14時半過ぎ、少し早いが鹿追の宿へ向かう。チェックインは16時からだが15時過ぎには着いてしまった。宿の庭で携帯をチェック、明日の行動を検討する。16時ジャストにチェックイン。ここは電気はバンバンだが、畑のど真ん中でWi-Fiが使えないのには参った。
18時半から晩飯。今晩の客は私と京都からの親子ライダーの二組だ。親子は一週間の道内ツーリングを終え、明晩小樽からのフェリーで舞鶴まで乘り帰るそうだ。明日は付近の直線道路を満喫し、層雲峡、旭川経由で名寄に泊まる予定だ。