春のツーリング(二日目) 晴れたけど涼しいゾ

昨夜同宿したのは、4年目の同じハーレーでツーリングしている土浦の63歳の方。60歳でリタイヤし短期の仕事をしながら、年に数度10日間ほどのツーリングを楽しんでいるよし。今回は徳島までフェリーで、今日から山陽山陰をまわるとのこと。
昨夜は早く床に就いたせいか、今朝は5時前に目が覚める。でも外はまだ雨が音を立てて降り続いている。そんなバナナと思ってたら7時過ぎに止み、その後は急激に青空が広がった。でも風は冷たく、正直涼しすぎる。
8時半、宿を出発。南端の道駅に行くつもりがナビが何を思ったか高速に載せてしまい、やむなくなるとまで直行する。2年前に雨の中から観た鳴門大橋が、ナント見事なことか。
鳴門から海岸線を西へ向かう途中の四方見展望台から。浮かんでるのは釣り用の筏だろうか。それにしてもいい天気は、デジカメにとって何よりの味方である。この先国道11号線に入りしばらく行くと鳴門市北灘に到着。旅番組にもたびたび取り上げられる漁協直営の食堂に入り朝飯。お薦めの「鯛の漬け丼(1300円)」と「魚フライ盛合せ(650円)」を食べる。一切れが厚いせいもあるが天然鯛の弾力がすごく、フライも種類も多く熱々サクサクで旨いこと。久しぶりに大満足のメシだった。次に白鳥神社の大クスを観に行く。境内には何本もクスノキがあるが、一番大きいのが樹齢800年、幹回り7.9mのこれ。県の記念物らしいが、イマイチ大きさが物足りなかった。
さらに西へ走って道駅「津田の松原」へ。昨秋の「こころ旅」で香川のスタートとなったロケ地だ。今まで行った三大松原(静岡・三保、敦賀・気比、唐津・虹)からみると、規模は大分小さいなあ。この日の放送で火野さんが松茸入りのうどんを食べた「麺処まはろ」に行ったが今日は残念ながら定休日あった。ここから別格二十霊場の十九番札所香西寺」行く。平日なのでお遍路は私含めて二組だけ。二人ぶりの般若心境はしどろもどろだったが、必死にフリガナを追い済ますことができた。
14時過ぎ、今晩のホテルに到着。荷物だけ預けるつもりがO.K.とのことなのでそのままチェックイン。一休みしてから歩いて数分の「栗林公園」へ。入場してすぐ船に乗るが、観光客からみてインスタ映えするよう全員に菅笠を渡される。実習航海で立ち寄った大学4年の冬以来、40数年ぶりで、勿論以前の記憶はない。約1時間半、ゆっくり園内を散策した。
明日は愛媛の四国中央市まで足をのばして霊場5か所をまわり、善通寺市に宿泊する予定。予報はモチロン「晴れ」である。