春のロングツーリング(三日目) 気候はサイコー

新潟から二つの痛ましい大きなニュースが伝わっている。ベランダから見える五頭山で行方不明の親子、小針で発生した幼女の殺人・遺棄事件。特に小針の事件は胸が締め付けられる。一日も早い解決をのぞむばかりである。
今日は予報通りの青空が広がった。8時過ぎにホテルをチェックアウト、坂出の「瀬戸大橋記念館」へ向かう。着いて目に入ったのがタワー。搭乗券800円はチト高いが口開けの客は私一人、まあそれなりに楽しんだ。城に次いで好きなのが橋、二年前撮れなかった瀬戸大橋をデジカメに納めリベンジに満足した。このあ多度津町から別格霊場巡りを始める。

第十八番霊場 海岸寺
本堂のある仁王門、どう見ても相撲取りが立っている。見ると地元出身の右は「琴ヶ浜」、左は「大豪(元若三杉、元三杉磯)」だった。大師堂は本堂から踏み切を挟み数分の離れたところにあった。

朝から何も食べておらず、腹がグーグー鳴り出した。目に入ったうどん屋でおにぎり2ケ、揚げにアナゴ天のかけうどん(計590円)を食べる。いつもの近所の讃岐うどんに比べ、コシが強いのナンノ。さすが本場である。

第十二番霊場 延命寺
四国中央市の町はずれにある開放的な感じのするお寺だ。ここまでの三ヶ寺は比較的楽なところにあったのだが、、、

第十三番霊場 奥院仙龍寺
八十八ヵ所で回った雲辺寺へ行く道の途中から細道に入り、上ったり下ったり5㎢の路がナント長かったことか。勿論対向車もなく、果たしてこんなところにと思ってたら突如現れた。大きな建物の中で、本堂と太子堂らしき場所があり参る。帰りも同じ、正直怖かった。

第十四番霊場 椿堂
非常にオープンで明るい感じが印象的だった。納経帳への記帳の際、呼べども呼べども主が現れず10分ほども待たされる羽目に。その後出てきた住職とは話が弾み、お陰でデジカメを撮り忘れてしまった。

第十六番霊場 萩原寺
八十八ヵ所の寺は道路標識にも道脇の壁などにも名前が出てきて分かりやすいが、別格二十霊場にはほとんどそれがない。ナビがなければとてもじゃないがたどり着けないだろう。ここも同じで、駐車場があるのに肝心の寺がわかりにくかったなあ。

萩原寺から今朝替えた今晩の宿がある琴平町に向かう。理由はゲストハウスと変わらぬ旅館が見つかったから。16時半、宿に到着。荷物を整理して一風呂浴びしたあと、食事が手ら付近を歩いてみる。宿から7、8分で「金毘羅大芝居金丸座」へ行く。残念ながら中に入れるのは17時までだった。
昨秋「こころ旅」が寄った琴平駅に近い食事処「鮨司一」、ウィンドーにはしっかり
火野さんの写真が飾ってあった。これも駅に近いところにある「高灯篭」。土台は石組だし、何よりその高さに驚いた。屋根のある鞘橋。今は年に3回、金毘羅宮の神事に使われるだけらしい。
今日あたりは、ジャケットの下にTシャツとカジュアル長袖を着て暑くもなく寒くもなくサイコーに心地よい。明日も晴れの予報が出ている。7百数十段の金毘羅さんを上るべきか否か、今ハムレットの心境だ、、、