北海道ツーリング 2016秋 (八日目) またも連泊

昨夜泊まった北見市内のホテルの朝食は、久しぶりのバイキング。いつものフルコース盛りで食べたが、喜びすぎて写真撮るのを忘れてしまった。道東の天気は、曇りでところにより一時雨、夕方から本格的に降る予報で、気温は一気に下がりほとんど20度未満となっている。8時半、ホテル出発。遠くに青空も見えるが、雲は低く今にも降りそうで、防寒がてらカッパを着込んで走り出す。
先ず向かったのは,JR釧網線、網走〜斜里間にある「止別(やむべつ)駅」。木造駅舎の無人駅でらーめんきっさ「駅馬車」が有名で観光地にもなっているらしい。ちょっとコーヒーでもと思ったが、まだ10時前。11時オープンなので写真だけ撮ってきた。
ときたま小雨がパラつく中を止別から1時間ちょっと走り「標津サーモンパーク」に寄る。文字通り鮭鱒の水族館、やたらごちゃごちゃしていてわかりにくい。サケの遡上が見れる水槽に期待していたのだが、全然いなくてガッカリ。川に渡してある見学用橋も閉鎖していて何の楽しみもなかった。
標津から厚岸へ向かうRt.272の脇には牧場がいっぱいあり、走っていても楽しいところだ。でも、これだけの頭数がノンビリしているところはそう見ない。覆面パトカーと取り締まりに気を付けながら、13時半過ぎに道駅「厚岸グルメパーク」に到着。レストランの方は団体さんが入り行列になっていたので、昨年も行った炭火焼の店へ。練り物など種類は多くなったが値段も上がっている。焼きあがった牡蠣を開けると、あまりの身の小ささにビックリポンだった。
ライダーには有名な草原にある喫茶店に向かう途中、牧場で丹頂鶴を見つけあわててカメラを構えるも、飛んで行かれ残念。今度はチャンスを逃すまいとキョロキョロしながら走っていると、二羽が寄り添っていて慎重にデジカメを向ける。
さらに走ってると一羽の鶴に遭遇。昨年は金を払って見に行ったのに、こんな間近に野生の丹頂がいるなんて大興奮だ。あとで聞いたところによると、何軒かの牧場では丹頂を呼ぶため餌を巻き続けているので、そう珍しくはないとのこと。理由はどうあれ、ツーリストには嬉しいサプライズである。
牧場が並ぶ草原にポツンと佇む「フォトきっさ夢風車」。景色も良いが「和風ワッフルセット(1,100円)」はその上をいく味だった。
16時ちょうど、標茶塘路湖の中間にある「とほ宿」に到着。昨晩予約したのだが、今朝の天気予報では道東一帯は今晩から9日夕方まで雨、特に明日の昼頃が一番強くなるようだ。これでは走るわけにもいかず、昼に改めて電話して連泊をお願いした次第だ。
10日以降は晴れマークが続いている。天気の神様、今度こそ裏切らないでちょうだいね、、、