悪運の強さ

今日は朝から北海道を思わせるスッキリした青空が広がった。
今回のツーリング。突如のエンジントラブルでバイクは緊急入院し中途切揚げを余儀なくされて、「オレは何て不幸なんだろう」と思っていたが、「何て悪運が強いんだろう」とも思えてきた。
先ずは台風21号。2日新潟を発つ際、北海道へ台風のまま来襲するとしてもコースは西寄りと想定し、3日道内に入って一気にオホーツク海側まで走り道東からツーリングをスタートした。5日未明、知床半島東側付け根の標津町で台風の雨風を受け、日中も雨でぐずついていたから根室はあきらめ、厚岸に泊まることにして6日未明の地震となった。
仮に台風のことがなければ今航は南回りも考えており、3日函館、4日洞爺湖支笏湖、5日は震源地に近い追分町か日高町あたりに泊まり、6日の地震の影響をより強く受けていたかもしれない。結果的に台風に助けられたともいえる。
14日、道の駅「占冠」での突然のエンジントラブル。北海道も6年連続8回目ともなるとほとんどの国道は走っており、舗装されていることを条件に未走破の道道を選んでいた。広い北海道、地方へ行けば国道でも交通量が少ないのに道道はもっともっと少ない。一部では携帯の電波が届かないところもあった。そんな道を、景色さえよければ平気でバイクのエンジンを切り、デジカメを撮ることもしばしばだった。今年はヒグマの動きも活発と聞く。もし、そんなところでエンジントラブルが起こったら、、、。これはもう冷や汗もの、あとで背筋がザワッとなった。
何はともあれ立ちコケすることもなく、今回も無事に新潟に帰りつくことができた。悪運の強さ、まだまだ続いているようである。
ただし、バイクの修理費で一気に地獄に落ちた気分になるかもしれないが、、、