北海道ツーリング 2015 秋 (十日目) 風強し

朝、恐る恐るカーテンを開けたら雨は降っていない。ネットで見たら富良野地方は昼から晴れるとのことだ。これはラッキー、今日一日ツーリングを楽しめそうだ。7時半から朝飯。ご飯をしっかり二杯食べて出かける。
北の国から」のセットなどが残っている麓郷の丘へ行くが、展望台へは200mほどの急な砂利道があるため、断念。もうちょっと南へ下り「かなやま湖」へ行く。ここは昨年春の「こころ旅」のゴールになった地点だ。ハスカップ畑を探したが見つからず、ログホテルのラウンジでコーヒーを飲み、帰ってきた。
また富良野に戻り、学田駅近くの「Halu」で昼飯にする。ここは7月に放送された「人生の楽園」で紹介された。世界中を演奏旅行する楽団員夫婦が夫の実家である富良野に戻り、食べ歩きで鍛えた腕でレストランを開いた話である・。本日の「ランチプレート」1200円(コーヒー付き)を食べる。モッチモチのパンが旨かったし、左上のコーンパイも旨かった。
レストラン前から富良野岳方面を望む。朝からの風は増々強くなってきたようだが、アメの心配がないのでヨシとしよう。

美瑛の美馬牛に来る。美瑛・富良野を有名にした写真家「前田真三」の個人的ギャラリー「拓真館」で作品を鑑賞する(タダ)。彼の作品に登場するトンガリ屋根の「美馬牛小学校」にも寄ってきた。拓真館から迷わなければ5分ほどで着くはずの「新栄の丘展望台」へ、倍の20分掛かって行く。
ここは三年目にして初めての訪問、南北に走る国道を挟んで「パッチワークの丘」と反対に位置するが、倍も三倍も掛かっても行く価値がある絶景が待っていた。ウ〜ン、ビューチフル!!
国道に戻る途中にある「四季彩の丘」に寄る。入場無料、但し協力金(二百円)の要請がある(今回は払い忘れた)。歩くのも大儀なので客車をトラクターで牽引する「トロッコ号(五百円)」なるものに乗って園内一周。昨日の「かんのファーム」も見事だったが、こちらも負けてはいない。説明を受けたところでは、白・紫・淡青もサルビアの一種とか。種類はどうでもいい、綺麗なものはいつ見てもいい。
16時過ぎ、連泊の宿に帰着。今晩は、チャリンコで回っている川崎の若いお父さん(小学生二人の子持ちとか)、定年後実家の果樹園を継いだ62歳の山形市のファーマー(BMWでツーリング中】の二人が一緒だ。晩飯には川崎からのレンタカー一人旅のオバサン(50ちょっと)が同じテーブルを囲み、大いに盛り上がった。部屋に戻ってからも話が尽きず、結局ブログは翌日回しとなる。
明日はいよいよ旅の終わり、苫小牧から夕方のフェリーで帰るつもりだ。夜になって風は増々強くなり雨も叩きつけている。予報でも、11日は道内どこに行っても雨、あめ、アメであったのだが、、、

注:このブログは、11日15時、道の駅「ウトナイ湖」で書きました