新ひだかは雲一つない快晴、折角のいい気分もJアラートで破られた。いつものことながら物騒なことである。
朝飯前に付近を歩いてみた。この宿は、70歳くらいのご主人が30数年前に原木の皮剥きから始め一年かけての手作りログハウスで、隣のユースホステルと「夢民村」を形成している。付近は競走馬の牧場、ちょうどスクールバスが来て、乗り込んだのは小学生4人だった。室内は木彫りが並んでいるが、お客さんが彫った「靴」には磨り減った靴底のリアルさに驚いた。朝飯後もゆっくりし、9時15分、宿を出発する。国道235号線を西へ走り、富川から237号線で富良野へ向かう。最初の町が平取(びらとり)、和牛で全国区になりつつあるがこの地に「義経伝説」があるとは知らなんだ。道駅で休みながらノンビリ走り、12時過ぎに南富良野に到着。道脇の看板に惹かれ茹でトウモロコシ(250円)を食べる。富良野駅前のカレーの店「唯我独尊」は今日も長蛇の列、やむなく近くの「くまげら」で「ソーセージカレー」1,200円を食べたが、なかなかの味だった。
中富良野町営ラベンダー園へ行く。この色彩に上部のラベンダー紫があれば最高なのだが、今は花なし。それでも多くの観光客(ほとんどニーハオ)が来ていた。十勝岳寄りの「日の出公園」も寄ったが、ここはラベンダーオンリーで今は何もなし。蝶々を撮って時間をつぶす。
好きな美瑛の「新栄の丘」へ行く。左が西の十勝岳方面、右が東の夕張岳方面だ。
「三愛の丘」へ行き、今年7月19日放送の「こころ旅」で火野さんたちがお昼を食べた「ガーデンプレイス」で「抹茶シフォンとコーヒーセット」千円を戴いた。ご主人にお話を聞いたら、昼に突如現れて5人で食事したが忙しくてサインは貰わなかったとのこと。私みたいな「追っかけ正平ファン」がときたま来るそうだ。
今日の最後に「四季彩の丘」へ行く。毎回のことだが、美瑛のパッチワークの丘にふさわしい花のコントラストが美しく、観光客を魅了している。花の色と同様に多種彩々のアジア系言語が飛び交っていた。
16時半、6月にも泊まったとほ宿「おかせん里」にチェックイン。二食付き相部屋5,500円のところ、プラス500円で個室にしてもらう。客はもう一組あるようだが、夕食は18時半から一人で食べる。
2〜3日前まで16日は羽幌、17日は札幌市内に泊まって18日小樽からの便で帰るつもりでいたが、台風のため早々と欠航が決定。17日は元々便はないし、仕方なく19日17時小樽発、20日9時新潟着のフェリーを予約した。18日は道内全域大荒れの予想、どこでやり過ごすか悩み(?)は尽きない、、、