2022秋 北海道旅(十九日目)

らしさ満喫

「道の駅しかおい」は「なつぞら」で有名になった「神田日勝美術館」があり、駐車場も広いし向かいにはコンビニもある。昨夜はトラック、キャンピングカーを含め20台近くが泊ったのはなかろうか。

8時ちょうど、鹿追を出発し国道38号線富良野へ向かう。狩勝峠でデジカメ休憩、ちょうど曇ったときで写真の出来もイマイチだ。

峠からは下る一方、道も空いてたのでマイペースのスピードで慎重に走る。南富良野が近づくと、山裾に雲海が発生してた。

 

道駅「南ふらの」で休憩し、ちょっと遠回りになるが「かなやま湖」を経由する。本場アルプス(行ったことはない)を思わせる風景が気に入っており、マリアさん率いるトラップ合唱団の歌が聞こえてくるようだ。

 

11時過ぎ、上富良野にあるブドウ園に囲まれた「ジンギスカンの白樺」で昼飯。カレーの「唯我独尊」が休みのためくら替えしたのである。

マトンとラムを一人前ずつに、ご飯と味噌汁を付けてジャスト2千円。ちょっと物足りないが、窓越しから見える雄大な景色が十分補って余りある。

 

十勝岳温泉に行く途中、「望岳台」に寄ってみた。結構賑わっていたが、お隣さんが居ないので静かなものである。紅葉もソロっと始まっている感じだ。

 

十勝岳温泉のドン詰まり「凌雲閣」で日帰り入浴、入湯料は800円。鉄分いっぱいの真っ茶っ茶の湯で露天は熱めと温めの二槽に分かれている。そして何より露天では、紅葉が始まったこの絶景を眺めながら浸るのでサイコーの気分である(風呂場の真上が展望台のため、同じ景色が撮れる)。

 

このあと美瑛の「千代田の丘」「三愛の丘」「新栄の丘」を巡り、「北海道らしさ」を満喫する。

走っていると、とこどきこんな風景に出くわす。背丈の低いひまわりのような花で、見事なイエローカーペットである。

「フィールド・オブ・ドリームズ」を彷彿させるトウモロコシ畑の一軒家、大型ハーベスターガリガリとものすごい勢いで刈り取っていく。

 

今晩の宿は美馬牛のとほ宿「おかせん里」、個室使用で二食付き6千円である。2018、2019年、バイクがトラブったときお世話になった宿である。

今日10月1日小樽発新潟行きのフェリーを予約した。残りはあと4日、とりあえず明日はロープウェーで旭岳に上る予定だ。