日曜の楽しみ

午前中は少し雲が広がったが、今日も穏やか秋空の一日だった。あんまり好天が続くとその反動がちょっと怖い感じだ。
日曜日の朝楽しみにしている紀行番組に、NHK総合の「さわやか自然百景」と「ちいさな旅」がある。今日は自然百景が「風連湖」、ちいさな旅が「剣淵」と大好きな北海道を取り上げてくれた。
風連湖は根室半島の付け根からオホーツク海沿いに広がる湖で、東端の国道沿いに道の駅がある。ここには2回ほど寄っているが、湖の広大さはちょっとうかがい知れず、水鳥も遠くにチラッとしか見ていない。次回行く機会があれば、番組で紹介していたような珍しい渡り鳥、水鳥、丹頂ツルの子育てなど是非見たいものだ。
旭川市と北の士別市の間にあるのが剣淵町だ。ここには9月のツーリングでサロベツから美瑛・富良野へ移動する途中に寄った。道の駅に「絵本の里」とカンムリが付いていて、その意味が分からなかった。都会に出て行く若者が「剣淵出身」と名乗らないことを嘆き、当時三十代の若手が集まって対策を練っていたところ、あるゲストが「この町は絵本に出てくるような景色」と言ったことにヒントを得て「絵本の里」で町興しを始めたという。ここは広々とした農地が広がり、美瑛に負けないパッチワークの大地があった。8月中旬頃には、ここいらから北の名寄にかけてそばの白い花畑になるらしい。宣伝次第では、第二の美瑛・富良野の可能性があると思っている。ガンバレ、ケンブチ!!
心配していた台風の影響も今のところなく、予定通り明日から紅葉狩りで東北をまわってくる。午前中バイクを取ってきてざっと水拭きした。走るのは近県をまわってきた今月上旬のミディアムツーリング以来、陽も短くなってきたから一日の走りを230㎞前後に抑え早めに宿に入るつもりだ。さて、どんな景色を見ることができるか、楽しみである。