2015春 山陰・九州の旅(十五日目) 岬めぐり

五時半起床。外を見るとまだ道路は濡れているが雨は降っていない。予報ではこれから晴れる筈で日差しもありそうだ。
7時から朝飯。今日も元気だ、バイキングがうまい。
8時前にホテルを出発。今日は鴨池からフェリーで桜島へ渡るが、残念ながら桜島の全容は見られなかった。鹿屋からひたすら海岸線を走り佐多岬を目指す。
岬に近づくにつれアップダウンのワインディング・ロードとなって運転に気を使った。途中ツルが垂れ下がってる樹があり、熱帯を思わせる道だった。10時半過ぎ、ようやく看板があるところに到着。この先には灯台に近いところまでの道はあるがもうここで十分だ。ランクルで来ていたアンちゃんに声をかけられたので、ついでにシャッターを押してもらった。そういえば宗谷岬でも写真を撮ったことを思い出した。
鹿屋に戻る途中、城ヶ崎展望所によって対岸の山川方面を撮る。ここから宗谷までは2700kmらしいが、私は今回もう3000kmは走っているゾ。
Rt.220で志布志を過ぎたところに「イルカランド」があり「かき小屋」の看板が見えたので寄ってみた。マカキも小粒のサザエもオール一個250円と高い。腹が立ったのは「炭代」として540円もふんだくられたことだ。見栄で食べてしまったが、大いに後悔した昼飯となった。
Rt.220からRt.448、さらにRt.65と続いて都井岬に向かうが、ゴール直前の駒止で入域料バイク100円を徴収される。
ここは野生馬の自生地。もっとズングラムックラの馬かと思いきや、スリムだけどかなり大きくて驚いた。もう慣れきっているのか、道路でも悠々と闊歩している。

ほぼ3時、馬が見えなくなったと思ったら終点の都井岬灯台に到着。海から湿った生ぬるい風が上がってきてガス気となっており、折角の絶景が台無しだった。
都井岬から一時間ほど北上し、4時過ぎに今晩の宿、油津のホテルに到着。道路も空いていてマイペースでスイスイ走れ、蒸し暑さもそう苦にならなかった。
晩飯はホテル内の居酒屋で。サービスの生ビールに焼酎一合(お湯割り)、肴は鶏の南蛮漬け、カツオ丼で〆る。
明日は高速を使って北上し、高千穂峡、竹田の岡城址、原尻の滝を観て長湯温泉に泊する予定だ。
天気は上々の予報、終盤になって天が味方してくれてるようだ。