北海道ツーリング 2015 秋 (五日目) ライダーがいっぱい

今朝は青空が広がって陽も射しこんできたが、大分冷え込みもあったようだ。
7時半から朝飯(写真撮り忘れ)、残念ながら今日はエゾリス君は姿を見せてくれなかった。連泊なので肩掛けバッグ一つ持ち、8時半に宿を出発する。
帯広市内を抜け国道241、273号線を北上して、2時間ほどで糠平湖のタウシュベツ展望所に到着。旧士幌線のタウシュベツ川コンクリート橋梁で、幻想的で人気がある。1年のうち何ヶ月かは水没しているそうだ。国道から展望所までは鬱蒼とした森で「みずならの巨木」の看板もあった。
国道273号線は、緩やかなカーブもあるが直線部分も多く、いかにも北海道らしくて走っても楽しい。

更に北上すること20分、「三国峠」に到着する。ツーリング本には必ず掲載される風景で、視界もよく大雪山系のニペソツ山など二千m級の山々が遠望された。


時刻は正午を回り士幌の豚丼の店に行きたかったのだが探しきれず、やむなく道駅「ピア21しほろ」に寄る。レストランに入ろうとすると「本日貸し切り」の張り紙がある。道の駅でしかも今日は土曜日だというのに貸し切りはネエだろうと腹が立った。仕方なく露天での「茹とうきび(200円)」で小腹を満たす。
士幌から国道274号線で道駅「うりまく」に行く。目的はトレッキング乗馬。しかし競技会の準備で人が居なく、今日は無理とのこと。「馬を撫で3分間跨るだけの体験乗馬はいかがですか?」と言うが、オジンには似合わないのでヤメた。馬房にいたこの馬、ホソいよなぁ。私が乗っても大丈夫だろうかと心配になった。

宿に戻るにはまだ早いので、国道274号線をそのまま走り、日勝峠の展望所まで行ってみることに。写真は途中にある「美蔓パノラマパーク」からの風景で、どうも山の方に不穏な雲がかかっている。「君子危うきに云々」で今日のところは諦めて戻ることにする。
時刻はまだ二時、晩飯まで保ちそうにないからドライブインで「山わさびかけ豚丼」1080円を食べる。豚はそれなりだったが、ご飯がポロポロで折角の旨さが台無しだった。
帰りは帯広川西から無料区間の高速を利用し、宿がある中札内に近い「幸福」で下りる。IC近くには昭和40年代に大流行した「幸福駅」があるので行ってみた。今は交通公園になっており、大駐車場も完備されていて未だ人気は衰えずといったところだ。ナント、こんなところにも「ニーハオ」がハバを効かせていたのには驚いた。
16時過ぎ、宿に帰還。今晩も晩飯後に温泉を楽しんできた。
明日はここを出て帯広駅そばのホテルに移動。そして午後から「ばんえい競馬」を楽しむ予定だ。どうせ馬の実力なんてわからないのだから、Sちゃん、Mちゃんの誕生日にちなみ、全レース「2-4」「2-8」「4-8」の馬券だけ買うつもりである。さて、結果は如何に、、、