紅葉狩りツーリング 2014 (一日目)

今朝は気が高ぶって5時に起床。先ずは明け始めた空を見上げるが、願いが通じたのか雨が降ってないことは確かなようだ。ゆくり朝飯を食べ、テレビの天気予報とネットで雲の動きを確認し、8時ちょうど、イザ、紅葉狩りへ出発。
新潟中央I.Cから磐越高速にのる。この付近は紅葉の走りのようだ。追手となる西風がバカ強く、車体が少し振られるので慎重に走って阿賀野P.Aで最初の休憩。下4枚、上5枚を着込んでいるのに正直寒く、グリップヒーティングの有り難みをヒシヒシと感じる。
磐梯河東I.Cで高速を下り、頂上がガスに隠れている磐梯山のゴールドラインを登っていく。途中のビューポイントから猪苗代湖を望むが、天気は晴れたり曇ったり、風はまだ強い。

下りに入り、「こがね展望台」付近までくると多くの人がカメラを構えている。急遽停車して裏になった磐梯山を仰ぐと、初冠雪かどうかは分からないが白くなっているではないか。どうりで寒いはずである。




ゴールドラインは檜原湖にぶつかり右に折れて暫く行くと毘沙門沼に到着。ここは紅葉真っ盛り、散策コースもありホテルや売店もあって大変な賑わいだ。人が入らないように写真だけとってサッサと引き揚げた。
檜原湖の西側中央近くの道の駅「裏磐梯」で、韓国のオバチャンが焼いているチジミを食べて休憩。写真を繋げパンラマが作れるソフトがあり試してみたが、どんなものかな。
一旦喜多方に出て121号線を北上して米沢へ向かう。時刻も正午をまわり、ようやく天気も安定してきたが風はまだおさまらない。トンネルを何本もくぐり、その都度紅葉の絶景をみるがパーキングが少ないのが少し難点だ。


米沢市内に入り「上杉伯爵邸(上杉記念館)」に到着。大広間などを開放し昼飯を食べることができる。「米沢牛フェア」なるものをやっていてステーキだけで8千円もするメニューがあるが、以前テレビで観た「献膳」2160円(これが一番安い)を床の間を背にして食べる。何となく殿様気分になり、料理も美味しくいただいた。
食べ終わって庭園をあるいてみる。明治の建物は焼失し、これは大正14年に再建したもので結婚式も揚げられるそうだ。
折角だからお隣にある「上杉神社」と「春日神社」にお参りする。旅の無事と明日の好天を祈願したが、賽銭なしではご利益もないかな。
米沢からは国道13号線をひたすら北上して、3時半、天童駅近くのホテルに入る。ここは「じゃらん」で探して二食付き5900円、18時どんな晩飯か恐る恐るレストランに行くが、なかなかどうしてりっぱなもの。少なくともいつもの晩飯よりは品数も多く旨い。
山寺立石寺はここから約9キロ、ローカルニュースで行楽客で大分賑わっているようだ。冷え込みは厳しいが天気は上々のようなので、日頃ジムで鍛えた健(鈍)脚を如何なく発揮してこよう。