北海道ツーリング(9月9日=十日目) ノスタルジック ラストラン

起きたら曇り。天気予報では長万部付近まで午前中の降水確率が高く、それ以東では雨の心配はなさそうだ。朝飯は昨日よりお稲荷さん1ケ多く食べてスタミナ維持(?)に努める。
8時半、ホテル出発。本年の北海道ツーリング、ラストランの始まりだ。函館市内の5号線沿いは、GSの激戦区かどうか知らないがガソリンの安売りが目立ち、今回一番安い155.8円/㍑で補給する。
10時半、長万部付近に到着。ここで身がタップリのカニメシを食べるつもりでいたのだが、目当てのバイキングレストランがある物産センターはナント定休日。仕方なくそのまま5号線を続行する。
長万部から37号線に替り、そのまま東進していく。洞爺湖町を過ぎたあたりから道沿いに有珠山昭和新山がかいま見える。

正午近く、伊達市の道の駅「だて歴史の杜」に到着。ここの物産売り場はAEONも真っ青の広さがある。藍染めも有名らしい。
隣のレストランでカルボナーラ1010円の昼飯を食べる。木造のちょっと洒落たレストランで、老若の女子会グループばかりでちょっと肩身が狭かった。
ここから先は5年前にカミさんと旅した足跡をたどるコースで、ノスタルジックな走りととなった。1時過ぎ、室蘭の祝津公園展望台に到着。来るときに白鳥大橋を渡ってきたが風が強くてちょっと怖かった。有珠山も遠望することが出来た。
5kmほど離れた「地球岬」へ行く。ここから250度くらいの視界が開け「地球の丸さ」を感じられることが売りだが、今日は視界がイマイチで水平線もぼやけ、地球が丸いか扁平かわからなかった。
山の方へ入り鬱蒼とした木樹の間を走って倶多楽湖に到着。小さな湖で5年前は霧がかかりもっと幻想的だったが、今日の姿もなかなかだ。

まだ時間があるので登別へ廻ってみる。大湯沼に奥の湯、地獄谷、それぞれに迫力がある。どういうわけか観光客はお隣の人ばっかりで、その騒々しさといったら耳をふさぎたくなる。
フェリー乗り場へ行く前に苫小牧市内の「ヴィクトリアステーキ」で晩飯、スープバー、サラダバーがついて1911円のステーキはちょっと噛み切るのに苦労した。
6時を大きく廻って苫小牧東港のフェリー乗り場に到着。あたりはもうすっかり暗くなっていた。ここまでくれば、新潟まで寝ていける。今年もいろいろあったツーリングだったが、何とか無事に切揚げることができた。あともう少し、我が家に着くまで気をつけねば、、