北海道ツーリング 2015 (十二日目=最終日)  まもなく新潟到着

今回のツーリングの途中から、モバイルルーターの通信設定を「ノーマル」から「ハイスピードアンドエリア」にした。今月分の通信料はかなり上がるが、お陰でこうしてフェリーの中からでもネットが使えるし、旅の途中でも楽しむことができた。

昨日の「おさらい」から

8時半、伊達市のGSで道内最後のガソリン満タンにして出発。30分ほどで洞爺湖に近い「道の駅そうべつ情報館」に到着。有珠山昭和新山の絶景が拝めると書いてあったが、何のことはない、ホテルの窓からの景色と変わらなかった。

洞爺湖を東から北側をぐるっとまわる。これから近くを通ることになる「羊蹄山」が浮かび、オートキャンプ場では短い夏を楽しむ子どもたちが湖水浴を楽しんでいた。でも水は冷たかったなあ。


洞爺湖からRt.230、Rt.276をいくと、羊蹄山がいろいろな姿を見せてくれた。道路も空いていたので適当に路肩で駐輪し、臨時撮影会。このへんの畑は、今、ジャガイモの花が満開で、白いもの、やや赤みがかったものなどあり、コントラストが美しい。

道の駅「名水の郷きょうごく」に寄る。まだ残っていたペットボトルの水を捨て名水と詰め替える。いつもながら美味しい。ここはカミさんとの思い出の地、来たら必ず寄りたい場所だ。
岩内の道の駅のそばにある「北緯43度のお土産屋さん」に併設する食堂で、「ホッケ定食」で昼食。焼魚専門で、鮭、銀だらなどがある。運良くすぐにカウンターに座れたが、人気店で行列ができる店である。

岩内から海岸線のRt.229を北上していくと数々の奇岩が現れる。ここを走るのは二度目だが、つい立ち止まりたくなる景色が多い。
積丹(今回は寄らず)をまわり、東側に出ると有名な「ローソク岩」が拝めた。ここまで順調に走れたのだが、この先に渋滞が待っていた。気温も上がった夏の日曜の海岸道路、内地ばかりでなく北海道も混むようだ。

ようやく「ニッカウィスキー余市蒸溜所」に到着。ここもすごい人出で隣の道の駅に駐輪し歩いて行くが、どこからとなく「マッサン」のテーマ曲が流れてきた。私も負けじと「広い河の岸辺」を口ずさむ。工場内も人の山、ナント「イーリャンサンスー系」が多いことか。ざっと構内を歩き、カフェでアイスコーヒーを飲んで早々に切り上げる。カフェのコースターが可愛かったので、断って記念に持ち帰った。
余市からも渋滞だったが、四時半には小樽市内に到着。ちょっと早めに晩飯を摂る。前から気になっていた「若鶏時代なると」で、若鶏の半羽揚げ(980円)と寿司(ホタテと甘エビ各2貫、600円)を食べた。熱々の唐揚げは包丁が入っていてむしりやすく、これがカレー味だったら新潟の「せきとり」とオンナジだ。寿司ともども旨かった。
このあとコンビニで乗船中のオヤツ類を仕込み、そばの小樽運河でソフトクリームを食べながら今回の旅の思い出にふける。
5時半、フェリー乗り場に到着。バイクの台数は来る時より多いようだ。しかし乗船してみると私のとった一番安い「じゅうたん敷の大部屋」はガラガラ、みんな狭い2段ベッドを取ったみたいで、お陰で12人部屋を三人で使え楽に過ごせた。

今、13日(月)のまもなく正午を迎える。あと3時間半で新潟だ。
さあ、ジムでツーリング中に溜まった脂を落とさなければならない。また体力をつけ、今度は紅葉ツーリングを楽しもうと思っている。