北海道ツーリング(六日目) ツキもここまで

昨夜は激しい雨の音で二度ほど目が覚めた。5時半に起きたが外は音を立てて降り続いている。こりゃあ大変だと思っていたら7時頃には上がりチラッと青空も見え始めた。
7時半から朝飯。小鉢の中はイカの塩辛でオカズが十分、不満はお櫃の中が子供茶碗に軽く2杯分しか入っていないことだった。
朝食後、ホテル付近を散歩。目の前にこんな看板があった。雨は降ってないが雲は低くいつ降ってもおかしくない状態である。
念のため雨具の下だけ履いて、いつもより遅く9時前にホテル出発。北海道の中央には大雪山系があり、東から西へ抜けるためには北か南へかわさなければならない。今日は網走から海岸線を北上し、湧別から西に内陸部の遠軽丸瀬布、白滝を抜け旭川を通るルートだ。走って30分もすると雨はすっかり上がり、青空も広がって今回一番の暑さになった。もう大丈夫と雨具も脱いで続行する。やっぱり今年のオレは晴れ男と改めて思っていた。
ところが上川に近づいた頃から雲が厚くなり、先を見ると視界も悪くなっている。これはヤバいと再びカッパを取り出しているうちにジャンジャン降ってきた。雨宿りするところもないので、ヤワヤワと走り続ける。雨は断続的で本降り、小降り、瞬間の晴れ間の繰り返し。
やっとの思いで旭川に近い道の駅「とうま」に到着。旭川ラーメンの看板に吸い寄せられ昼飯にする。今日はおとなしく「オーディナル醤油ラーメン」720円にした。味は、、、、ム、ム、ム。



旭川を抜け二時過ぎに美瑛町の入り口「ぜるぶの丘」に寄ってみる。この時は晴れていたが、まもなく大粒の雨が降ってくる。こりゃダメだと、ちょっと早いがホテルに入った。

(左)ホテル「ラヴニール」、向かって右手に道の駅「美瑛の丘」が並んでいる。
(中)左隣の美瑛駅。石造りでなかなか人気があるらしい。
(右)駅前の美瑛の町並み。整備されすぎて余り風情は感じられず、正直好きではない。
今晩は近くのコンビニで「金麦」付きの晩飯を買ってきた。
ニュースを見て分かったが、旭川周辺にだけ次々と雲が湧いて雨を降らせているらしく、明日もその傾向が続くようだ。明日も降られるようなら、完全に晴れ男のツキは落ちたと思うことにしよう。