紅葉狩りツーリング(最終三日目)

ここ福島、起きたら道が濡れているので夜半に雨は降ったらしいが、陽も射して今日も良い天気だ。
朝シャンして7時のオープンと同時に朝飯会場へ。このSホテル系列、いろんなところで泊まったことがあるが、今日の朝飯は絶品。皿が小さくてゴチャマゼになってしまったが、種類の豊富さと手の掛けように非常に満足できた。ご飯は、おかゆ、白飯のほか、十六穀米、栗飯があった。
本日の天気、新潟を含む北陸地方では不安定で雷雨もあるといっている。午後も雨の確率は高そうだから早く帰った方が良いみたいだ。「こころ旅」をしっかり見て予定より早くホテルを出る。
福島市街から国道115号線を西へ走り、土湯を経由して磐梯吾妻レークラインへ。撮れなかったが、国道から入口へ通じる県道68号線の紅葉が素晴らしかった。レークラインは秋元湖、小野川湖を抜けて檜原湖に通じる道で、ところどころビューポイントがある。
レークラインから数キロでゴールドラインに入る。檜原湖から磐梯山の西側を下る道だ。左は磐梯山と滑瀧、まだ10時頃なので車も少なく、ポイントに停まりながらゆっくり走ることが出来た。すっきりした青空とまではいかぬが、雨もなく天気はまだ上々である。麓の道の駅「ばんだい」で休憩し、「ふくしまガンバッペ」のご当地サイダーを飲む。
天気が良ければ、ここから喜多方にいって「一平のラーメン」を食べ、121号線で米沢まで、113号線で小国、赤芝峡の紅葉を楽しむ予定だったが、今日は断念して帰りを急ぐことにする。11時になってレストランが開き、ソースかつ丼喜多方ラーメンなど美味しそうなものがあるが、断腸の思いで目をつぶる。
まだ陽も出ていて風もなく穏やかな天気だったが、新潟は雨の予報により雨具を着込んで、イザ、出発。磐梯河東I.Cより磐越道に入り、まもなくポツリポツリと降ってきた。しかしこれは序の口、西会津を過ぎたあたりから、前が見えないほどの強い雨となった。思わずスピードを抑えたが、後ろからトラックが迫ってくる。ここの高速は、片道1車線の対面通行であるが雪対策で路肩が広くとってあるので、一般道同様に左に寄り、後続車をやり過ごしてからゆっくり走り出す。車が少ないことも幸いして、あとは自分のスピードで走ることが出来た。結局、県境から津川、新津付近、新潟中央の高速を下りる直前の3回ほど強く降られたが、1時前には無事マンションにたどり着いた。

秋の変わりやすい天気、三日と好天が続かぬことを痛感したが、群馬、栃木、福島の紅葉は十分堪能することが出来て今回のツーリングには満足、マンゾク。
来週には今年最後になるであろう「新そばツーリング」で信州を走る予定だ。天気のカミサマ、よろしくお願いします