紅葉狩りツーリング(二日目)

昨日の続きで朝はいい天気で窓からの景色もスッキリ。でも天気は下り坂で、福島でも夕方から雨になるらしい。バイキング朝食をしっかり食べ、予定より早く8時過ぎにホテルを出発した。
ほどなく塩原高原までの日塩有料道路、通称「もみじライン」に入る。
山道のカーブは厳しかったが、上がるにつれ紅葉の色が鮮やかになっていく。途中「富士見台」(今日は見えず)や「白滝」などの絶景ポイントもあり、この道を走っただけでも今ツーリングの目的は達せられるほど、見事な紅葉だった。

道駅「那須高原友愛の森」で休憩した後、県道68号線で福島の白河へ向かう。目的は勿論「白河ラーメン」。狙っていた「火風鼎」は休みで、隣の「麺屋楼(ろう)」に入り「チャーシューメン850円」を食べる。豚骨醤油のスープは意外とアッサリしている。トッピングのはしっかり味があるばら肉チャーシュー5枚に太めのメンマ、平打ち縮れ麺は美味しかった。如何せんスープを含めて全体がヌルく、美味しさ半減なのは残念だった。
予定では、白河小峰城などを見て今晩の宿がある福島市内に行く予定だったが、天気が良いうちに紅葉を楽しもうと「磐梯吾妻スカイライン」を走ることにした。
白河から東北道磐越道の高速を走り、磐梯熱海で下りて県道(母成グリーンライン)を北上する。この県道も空いていたし、高くなるにつれ紅葉も鮮やかになっていく。1時半過ぎに土湯口からスカイラインに入る。3年前のオバカン旅行以来だったが、カーブが厳しいのなんの、下が濡れていたらとても走れない。今日来て、ホント、良かった。ここの紅葉も今が見頃できれいだ。


慎重に走り「浄土平」に到着。ウィークデェーにも関わらず駐車場はいっぱい、バイクも相当数来ている。焼きだんごで小腹を満たしたが長姉が登った頂は今回も敬遠した。
浄土平から福島市に下っていく。途中の「つばくろ谷」もきれいだったし、振り返れば全山紅葉で、晴れているうちに来て本当に良かった。
4時ちょっと前に福島駅そばのホテルに到着。今晩降るだけに屋内に駐輪できて良かった。今日の宿も二食付きで、7560円。18時からの晩飯は何かなと思いきや、本格的フルコースで感激。
オニオンスープにサーモン、ヒラメ、ホタテのマリネが入った海鮮サラダ、キノコクリームのパスタにパン、メインは柔らかなビーフでソースが旨かった。これにグラスビールが1杯サービスで付き、勿論〆のコーヒーも有り。量的にも満足できる晩飯だった。

福島県内の雨は朝までに止む予報だが、問題は新潟で米沢〜小国の国道113号線のルート、会津から磐越道のルート、どっちを回っても新潟県内は「弱い雨」の予報だ。午後からの方が降る確率が高いから、なるべく早く帰ることにしよう。