北海道ツーリング(四日目) ハズレあり、アタリあり

朝曇っているなと思っていたら濃霧だったかもしれない。お日さまが高くなるに連れ、青空が広がり良い天気になってきた。
ホテルの朝飯はパンとコーヒーほかとすご〜く軽食。写真は撮り忘れたが、これは晩飯を考えての承知の上でのことだ。
8時半釧路市内のホテルを出発。湿原の中の391号線を北上し、塘路湖そばのサルボ展望台を目指す。途中の細岡、コッタロの展望台をパスして向かったのが失敗で、やっと着いたと思ったら「キケン」の黄色いテープが巻かれて閉鎖中。ツィテナイ。
そのまま標茶駅付近まで北上し、14号線で厚岸に向かう。この道路、空いているし、わりかし直線が多いし、周りは牧場で牛が草を食んでいるし、良かったなあ。


10時過ぎ、漁協直売場に着くが改装中でどっかに移転してるらしい。少し戻って道の駅「厚岸グルメパーク」へ行く。厚岸のお目当ては「牡蠣」、焼き牡蠣を食べたかったのだが11時からとのことで、替わりに「蒸しカキ(2個で500円)」を2皿食べた。う〜ん、美味々々。ここは高台で、景色もきれいだった。
ちょっと時間も押していたので海岸線を走るコースはあきらめ、44号線を東進して一気に納沙布岬を目指すことにした。
この44号線も直線部が多く適度なアップダウンがあって走っていてサイコーだ。半島付け根の温根沼にかかる橋をわたってしばし休憩。
12時半、納沙布岬に到着。周りはきれいに整備されアチコチに北方領土返還の碑などがある。
視界はイマイチで肉眼では無理だったが、オヤジ形見の双眼鏡で歯舞諸島貝殻島の傾いた灯台水晶島などを見ることができた。
帰りに花咲港に寄る。今、サンマ漁場からもっとも近い漁港で漁さえあれば毎日水揚げしているはずだ。しかし今日は午前中で終わったとのこと、残念でした。
そして今日のメインターゲット、別海町ドライブイン「ロマン」へ。お目当ては700gのポークチャップ、グリルに時間がかかるので途中から予約の電話を入れたのだが通じずそのまま走り、3時過ぎに到着。

待つこと50分。
つ、ついに来た。圧倒されるこのボリューム、セットのライスは丁重にお断りしてニクと格闘すべくむしゃぶりついた。脂身が極薄くしかついてないから食べていてもアキが来ない。フーフーしながら一生懸命食べ、15分弱で目出度く完食。旨い、朝飯を控え昼飯を抜いて我慢した甲斐があった。
重い腹を抱えつつ、今晩の宿がある別海町西春別方面に向かう。走る国道243号線は別名「パイロット道路」、ひたすらまっすぐな道が続く。5時前にホテル到着。空いてるからと、ナント、ステージ付きの宴会場に乗り入れて駐輪させてくれた。カバーが要らないので大助かりである。
明日は何とか天候は持ちそうだ。知床のリベンジ、如何なりますやら。