カーテンを開ければ、今日も真っ青な青空が広がっている。7時半、今朝もプチ豪勢な朝飯だ。小鍋の中はうどんでオカズは完食、ご飯も軽めに二膳いただき、部屋に戻ってすぐ太田胃散のお世話になった。
直射日光は強いが、日陰にいれば涼しいくらいの気候の中、8時半、ホテルを出発。
白浜から国道311号線を走り、10時過ぎ、「熊野本宮大社」に到着。まだ団体さんが来る前で、境内は静寂が保たれていた。ここは3回目となるが、今回の目的は御朱印を戴くためである。
本宮から熊野川沿いに下って、11時過ぎに熊野速玉大社に到着。ここでは速玉大社とこれから上る神倉神社、二社の御朱印を戴けた。ここから!㎞ほど離れた神倉神社へ。
ガイド本などで知ってはいたが、全部で580の石段がある。特に鳥居をくぐってすぐ始まる200段ほどの角度が尋常でない。足元も悪く、まっすぐ立つのが怖いくらいだ。後ろに背負ってたバッグをあわてて前にまわし、それこそ四つん這い状態で上がっていく。
口から心臓も胃袋も出そうになりながらなんとか上り切り、お目当ての「ゴトビキ岩」とご対面。転げ落ちそうな巨石、さすがに圧倒される迫力がある。
新宮市の街並みと海の展望で体のほてりを冷ます。下るのも、また大変だった。
時刻は12時半。予定であれば、ここで名物の「めはり寿司」「サンマ寿司」を食べるつもりだったが、全然ハラが減ってない。どうしても行きたいところが一か所あり、そちらへ廻ることにした。
観たかったのは「銚子川」。国道42号線を北上して紀北町へ、その後は川沿いを遡り、14時「魚飛渓」に到着。TVで何回も紹介されている清流に、嘘はなかった。川魚がいないか目を凝らしたが、残念ながら発見できず。
渓谷の手間に、2015年春の「こころ旅」で「こころの風景」と紹介された「魚飛橋」がある。それにしても本当にきれいな水である。
紀北町から紀勢自動車道に入って大内山ICで下り、その後は国道260号線を東進して16時過ぎに志摩市賢島のホテルにチェックイン。朝飯付き5,600円だが、部屋が空いてるということで通常2千円アップのところ、500円でツインの部屋に移動。カーテンを開ければ目の前に英虞湾が広がる。