北海道ツーリング(三日目) 走りはサイコー

今朝は5時前に目覚め、朝飯まで敷地内を散歩。ここは一大リゾート施設で、子供向けのゴーカートやジャンボ滑り台、乗馬レッスンなど色々ある。Sちゃんが小学校に入ったら、ここで一緒に遊びたいものだ。
7時からバイキングの朝飯。昼飯の予定もあり、今日は控えめ(?)にして食べた。
8時にチェックアウト。ちなみに昨夜の超過分は710円だった。敷地の一番端っこにようやく馬を発見。さすが競走馬、スリムな馬体がうらやましい。
Rt.236で襟裳岬に向かう。梅はベタ凪状態で、様似を過ぎたあたりから小舟が前浜で昆布を取り、国道の両側でそれを干している光景を何度も見た。走っていても昆布の香りがぷ〜んと鼻につく。
襟裳に近づくに連れ東風が段々強くなり、9時過ぎの到着時は岬は大荒れ状態だった。この岬は海から何回も眺めたことはあるが陸上から見るのは初めて。何十年ぶりかでお世話になった灯台にも対面した。
岬を回ると、向かいとなる東風が厳しく慎重に走る。まもなく広尾町手前の国道脇にある「フンベの滝」に到着。デッカイ北海道にしては、メッチャチッチャイ滝だった。
そのまま釧路方面に走り、道駅「うらほろ」に着くが、目当てのレストランはオヤスミでガッカリ。仕方なく次の道駅「しらぬか」まで続行する。でも浦幌を過ぎた辺りから牧場が増えてきた。交通量も少なく北海道らしい風景の中を気持ちよく走ることができた。
正午も大きく回って道の駅「しらぬか恋問」に到着。「うらほろ」で食いそびれたB級グルメ「スパカツ」(ナポリタンの上にデミグラスソースのトンカツ載せ)もあったが、「この豚丼」を食べる。6枚、4枚、3枚載せがあるが、1枚がゴハンの中に隠れている6枚載せ(1188円)にした。甘めのソースだったが、ワタシ好みのボリューミーさに満足した。
昼飯後、30kmほどの釧路湿原にある「阿寒国際ツルセンター」に行く。屋外の飼育ゲージの鶴をじっくり見ることが出来、感激する。冬によく見る餌付け場所もこの施設内のようだ。
次に「釧路市湿原展望台」へ。最上階から周りを眺めるが、川も沼も見えずただの原生地のみで湿原らしさが分からない。ツルセンターと同じ入館料470円はチト高いのでは。
3時半、釧路市内のホテルに到着。ホテル提携の駐車場がちょっと離れた未舗装の土地だったので、すぐ向かいの駐車場に頼み1200円で駐輪することにした。
晩飯は歩いて数分のザンギの店「鳥善」へ。ザンギは鳥の竜田揚げのこと、塩味は付いているらしいが、SBコショーをタップリ入れた特製ソースにつけて食べろという。これがまた結構イケた。ここは親子2代でやってる店で大オヤジは私より10歳くらい上かな。私が初めて釧路に来たのは昭和48年、サケマス独航船に載っていた頃。その後マルハのまき網時代、センターに移ってからも何度か来ている。この店は始めてだったが、大オヤジと昔の華やかなりし頃の話で盛り上がった。
予報が変わり4日から5日にかけて雨マークが付いたが、明日は問題なし。厚岸〜落石をまわり、根室納沙布岬を経て別海町に泊まる予定だ。
明日も快適な走りが出来ますように、ごきげんよう、さようなら