北海道ツーリング(二日目) 天気晴朗にして波低し

途中何回も目が覚めたが昨夜の19時から03時までベッドで横になっていたのは確かである。定刻の04時半よりやや早く小樽に接岸、下船する。
すぐに朝の4時からオープンしている「鱗友朝市」に行く。今、2軒の食事処があるが左の「味さき」はいつも満席で外に入りきれないライダーが待っている。待つのはイヤなので私はいつも右の「のんのん」に入る。今朝は「イクラ丼」1350円を食べた。ドンブリは前から見たら小さくなったようだなあ。
食べ終わって近くの高台にある「祝津パノラマ展望台」に行ってみた。ちょうど朝日が昇ったところで海もキラキラ輝いている。遠くの小樽商港の山の方は雲海も見えた。

積丹半島の海岸線一周にここから本格的に走り始める。天気晴朗にして波低し、左から余市のシンボル「ローソク岩」、中央が積丹岬のサワリ。全部見ようとするとかなり時間がかかるのでヤメた。右は神居岬。ここも先端まで行くと往復4〜50分かかるので灯台が見えたら引き返してきた。
8時過ぎに道の駅「いわない」に着いたが、中に入っても誰も何にも「言わない」ので、次の道駅「名水の郷きょうごく」へ向かう。ここはカミさんとの思い出の地。娘はダメ出しするが、私のお気に入りのポートレートを撮ったところでもう一度来たいと願っていた。一日8万トンもの湧水は羊蹄山の伏流水で、相変わらず冷たく美味しかった。
次に支笏湖へ向かったが、途中から見る羊蹄山のナントきれいだったことか。樹木で邪魔されつつもバックミラーでいつまでも眺めていた。
11時過ぎに支笏湖に到着。新潟ナンバーを見て、駐車場のおじさんが近づいてきた。聞けば西区内野町の出身で、もう40年こちらで働いているとのこと。お互い急に新潟弁になり故郷の変わりぶりを話し合う。帰郷はやっぱりフェリーを使うことが多いそうだ。
昼飯は鵡川のラーメン屋へ。3年前のガイド本で見た「ししゃもラーメン」が食べたかったのだが、このところ全然漁獲されずメニューから外したよし。それは残念、代わりに醤油チャーシューメン830円を食べたが、中太縮れ麺が旨かったほかはコメントナシ。


鵡川を過ぎて日高に入ると、両脇に競走馬の牧場が増えてくる。さらに下って、ハイセイコー銅像が立つ道の駅「サラブレッドロード新冠」に寄った。何かご当地サイダーはないかとみたら、やっぱしあった。その名も「昆布サイダー」、そういえば日高は昆布の名産地、ゲップに昆布のアジがした。
3時半、今晩の宿「うらかわ優駿ビレッジAERU」に到着。えりもに近くネットのある宿で選んだのだが、ここは引退競走馬の放牧を中心としたスパリゾートだった。先ずは大浴場のジャグジーで疲れをとる。5時半から晩飯O.K. というのも施設のレストランで二千円までは宿泊代込みで、超過分は勿論自前。鶏の竜田揚げで生ジョッキ2杯、プラス海鮮丼を食べた(超過料金は明日判明)。
朝早かったこともあるが、今日は500km近く走った。明日は襟裳岬を回って釧路湿原を観る予定だ。
明日も良い天気でありますように、おやすみなさい