近畿ツーリング(九日目=最終日) シメはサイコー

郡上市では朝から雲ひとつ無い快晴の青空、しかもカラッとしていて気持ちイ〜。朝めし前に近くを散歩、川筋を歩けばウグイスの鳴き声が響いている。
7時半から朝飯。山菜三種に茶碗蒸し、温めてるのは朴葉味噌。この味噌でご飯がすすんだ。八時過ぎにホテルを出発、156号線を北上する。どういうわけか、走っている北行きはガラガラだが、反対車線はひっきりなしにバイカー軍団がやってくる。
体も冷えてきたので、道の駅「飛騨白山」で休憩。抜けるような空と新緑には、五平餅がよく似合う。

しばらく走って行くと、白山方面に雪が残る山が見えてきて、絶景かな、ゼッケイかな。
合掌造りの白川付近で少し混みだしたので、白川〜福光間は高速に乗り、30分ほどで道の駅「井波」に到着。ここから数分のところに、お目当ての名水百選「瓜裂清水」があった。冷やした瓜が割れるほど冷たい湧き水、この名は福井にも2箇所あったなあ。でも今回の中では一番冷たい水だった気がする。
ここから裏山を抜けるような細い山道を上り散居村展望台に向かうが、ナント、山越え寸前で通行止めの看板があるではないか。山の中の一本道、麓にも看板立てろよと文句を言っても仕方ない、遠回りしてようやく到着した。
でもこの景色を見たら苦労も吹っ飛んだ。砺波平野などの広いところに、一軒一軒が離れて存在するのが散居村。ちょうどタンボも水を張っているので、家々が浮かんでいるように見える。
東を見れば、まだ白い立山連峰がきれいだった。福光まで戻り、高速で新潟方面に向かう。富山市から黒部付近では立山の稜線がはっきり見え、走っていてもサイコーの気分である。

魚津あたりで海鮮の昼飯でもと思っていたがちょっと遅れ気味だったので、新潟県に入って名立で食べる。ここからの視界も良好で米山方面がきれいに見えた。
16時半、新潟に無事到着。最終日に今ツーリング中サイコーの天気に恵まれた。終わりよければ全て良し、オツカレサマデシタ。