ちょっと、おトナリさんへ

浜松から戻ってきて以来どうもスッキリした日が続かず、気分が滅入っていた。そして昨晩、何気なく天気予報を見ていたら10〜12日の三日間は天気が良さそうだ。だったら大人しくしているのも勿体なく、七夕に見れなかった「星」を求め、一泊二日で長野・白馬村へ行くことにした。
08時ジャスト、内野のガレージを出発する。今日は時間に余裕があるから高速は使わず、海沿いのシーサイドラインを走り、出雲崎、柏崎の恋人岬(写真)と休み、道の駅「よしかわ」では酒味のソフトクリームで体を冷やす。スタート時はそれほどでもなかった気温も、正午近くになると30℃に近くなったのではなかろうか。
昼飯は直江津駅前の「ベニス」へ行く。ここは5月10日放送のこころ旅で昼飯処となったところ。一行は5月2日に来たそうで階段を上がったところに火野さんのサインがあった。店内はオセイジにもキレイとは言い難く、腹も減っていたので火野さんの「オムライス」ではなく「味噌カツ定食(850円)」を食べた。味は、う〜ん、ウ〜ン、だなあ。
糸魚川から国道148号線で白馬方面へ向かう。この国道、白馬まではトンネルばっかりなんだなあ。道の駅で情報を仕入れ、「白馬五竜高山植物園」に行く。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、1676mの地蔵ケルンまで上がるが、思わずお遍路で800段あまり上がった「岩屋寺」が頭に浮かぶ。
残念ながら残雪のある西の五竜岳方面は雲がかかっていたが、北の雨飾山・焼山、東の菅平・浅間山方面は絶景だった。植物園は花々が咲き始めた今月からオープンだったようで、日曜ということもあり多くのハイカーで賑わっていた。
16時を少し回って、国道148号から5分ほど406号線を走ったところの民宿「一ノ倉荘」に到着。昨晩は満室だったようだが今晩は私一人、ちょっと寂しいなあ。
18時から晩飯。メインはマトンと豚バラのジンギスカン、野菜類もたっぷりだ。
宿のおばあちゃんから、「月見草の花が一斉に咲くから見てごらん」という。なるほど19時を回ると次から次と咲き出し、花弁がもぞもぞと動き出すから見ていて面白い。
明日は鬼無里から長野、飯山を抜け、新潟に戻る予定だ。