2015春 山陰・九州の旅(十七日目) サイコーの天気

ここは高原なので朝は少し冷えた。朝飯前に朝風呂としゃれる。水面の汚れのようなものは、すべて湯の花。成分豊富な証と書いてある。七時半から朝飯。私含めて5組の泊客がいたようだ。ご飯は一膳で我慢したが、美味しくいただいた。8時過ぎ、ホテルを出発する。それにしても今日の天気はサイコーで、湿度も少なくカラッとしている。

西に走ってやまなみハイウェーに入り北上するが、途中のパーキングから「九重連山」「阿蘇」の絶景に思わずデジカメを向ける。
今日一番目に「九重夢大吊橋」に行く。完全に観光用の吊り橋で、500円徴収された。全長約400m、谷底から77m、あまりにリッパすぎて感動もなかった。火口をのぞかせているのは九重連山の硫黄山とのことだ。
次に由布岳の写真を撮るため、道の駅「由布院」から別府方面に10分ほど走った「狭霧台」に行く。空も、視界も、草色も、由布岳の特異な山容も、みんなサイコーだった。
由布院まで戻り、高速で日田市の豆田通りへ行く。レトロな町並みを想像していたが、塩沢の牧之通り同様キンピカな感じでちょっと興覚めだったなあ。昼時なので、食事処で「とり天定食780円」を食べる。唐揚げではなく鶏の天ぷらで大分では定番の食べ物とのこと。
日田から40分ほどで深耶馬溪の「一目八景」へ。剥き出しの岩肌、生えているような頂上付近の巨岩群、へばりついてる木々、八景あるかわからないがそれなりの迫力があった。
ここで今日もスマホ・ナビとの意思の疎通を欠き、逆方向へ走らされて40分ほど無駄にしたが「青の洞門」に何とか辿り着く。現在の青の洞門は、ちゃんと車が通れるんだってこと知ってましたか?
一応「禅海上人が彫った跡」なる看板はあるが、見る限りは判然としない。なかなか難しいところである。
予定より少し遅れて、本日最後の立ち寄り先である「宇佐神宮」に到着。ここは全国の八幡様の総元締め、学生相撲の宇佐大会も行われる。昨日、高千穂神社をはっしょったツケが大きかったので、今日は本宮、下宮、合わせて6箇所に賽銭をあげ、二礼四拍手一礼で旅の安全そのた諸々をお願いした。
16時半、豊後高田の宿にチェックイン。明日は九州最後の走りとなるが、国東半島の磨崖仏巡りがメインで、中津城や国東の道の駅、往きに回れなかった門司のレトロ街で時間を潰し、新門司港からフェリーで19時出航の予定だ。最後まで気を抜かず安全運転に気をつけよう。

P.S 
従って22日、23日、ブログはお休みです。次回は24日、新潟到着後に更新しますのでよろしくお願いします。