42年前の記憶

朝から何となくカッタるく、しかも9時頃から雨が降りだした。どうにも行く気にならず今日はジムを休んでしまった。

またまた北海道の話し。
北海道との関わりは、大学3年夏の実習航海で小樽に入港したのが最初。ウラ寂れた運河のある港町という感じで、上陸許可が下りた時もみんなで札幌へ遊びに行った記憶がある。この年の入港地は小樽だけだった。
4年夏の実習も北海道。この時は700トンくらいの神鷹丸で、留萌の沖の武蔵堆や紋別沖でトロール実習をしながら、利尻、礼文稚内紋別、網走、ウトロ、羅臼などに入港した。水産華やかなりし時代だったので、入港すると地元の先輩や水産関係者が観光案内やカニなどの差し入れをしてくれた。
思い出あったのが稚内。一日自由時間があり遊びに行くところもなかったので仲間と雀荘で遊ぼうということになった。ところが港に近い繁華街らしきところは閑散としていて雀荘の看板が見えない。街の人に聞いて寿司屋の2階お座敷で麻雀がやれるという。学生で金もないので一番安い寿司を頼み、時間当たりいくばくかのお金を払い門限近くまで麻雀をした。今回42年ぶりに稚内に入り、港から街中にかけて走りまわったけど当時の街並みを思い出すことはできなかった。
紋別や知床2港も同様で、岸壁を回っても42年前の記憶を呼び起こすには至らなかった。

さて、今回のツーリングで得た各地の記憶はいつまで覚えていられるものだろうか、興味あるところである。