海の日、んっ?

朝は地面が濡れていたが昼からは薄日も射し、夕方は久しぶりに青空も広がった。気温も低くカラッとしたさわやかさを感じた。

昼過ぎ、外に出たらイヤに人手があるので不思議に思っていたが、今日は「海の日」で祝日だった。巷では三連休でも、365連休の私には祝日の実感はない。

「海の日(記念日)」といえば、何年生のときかは忘れたが、市内の小学生が招待され(希望者が多く、小学校で先生が選抜したと思うのだが)、佐渡汽船の「なみじ丸」で一時間くらい沖に出たことがあった。海は静かだったと思うが、波間を見てたら船酔いしてしまい苦しい思いをした記憶がある。
船には向かないと思ってた男が、大学の同期の中でも一番遅くまで乗船業務をしていたし、定年まで漁船の仕事をするとは、世の中摩訶不思議である。
平成10年前後だったと思うが、海の記念日を祝日にしようと大日本水産会、全漁連などが音頭を取り、その動員に刈り出され頭にハチマキを巻いて霞が関を行進しながら大声でシュプレヒコールを上げたこともあった。

今、ハッピーマンデー法とかで、祝日も土日を絡めて三連休にしているが、本来の祝日の意義が分からなくなってきている。サラリーマンの時は散々恩恵を受けておきながら、こんな風に思うのはヤッパシ齢をとってきた証拠だろうか。