う〜ッ,サブ

朝から薄日が射している。外に出てみると気温は低いがあまり風はない。
しばらく迷ったが,もう少し太陽が高くなれば気温も上がるだろうと高をくくり,バイクを走らせることにした。

10時過ぎに寺尾を出発。すぐ海岸近くの402号線(シーサイドライン)に出て南へ走るが,風はやや強めで渚は結構波立っている。途中の気温は6.4℃しか上がっていない。

30分ほど走って寺泊の魚のアメ横に到着。体が冷えたのでちょっと早いけど昼飯を取ることに。

2階に上がった「しおさい」食堂に入る。メニューもいろいろあったが「番屋汁定食」1050円を注文。来たのは「番屋」どころか「番外」のシナ。刺し身は限りなく小さく,かつ薄い。「汁」は壺振りのサイコロ並みの小さな鮭が2〜3個,ホタテのヒモ,甘エビの頭,満足なのは岩ノリのみ。熱かったのだけが取り柄で完全な期待外れに終わる。

昼飯後20分ほど走って道の駅「天領の里出雲崎」へ。
このコースを走るときはいつもここで休憩しているが,今回初めて併設されている「天領時代館・石油記念館」に入ってみた。

出雲崎北前船の中継基地で佐渡から金銀を陸揚げした天領地。入って直ぐ「代官様」人形が動きながらしゃべりだすのでビックリ。



昔の家並みや金銀を運んだ御奉行船(模型)が再現されている。

出雲崎は昔から石油が確認されており,明治以降いち早く本格的な生産が始まったところでもある。


良寛出雲崎の生まれ。帰りに「良寛堂」に寄ってみた。何もないところだが,そこがまた良い雰囲気だ。

帰りは同じシーサイドラインを北上,気温はとうとう上がらず走るにつれ体が冷えてくる。写真を撮りながら,休み休みゆっくりゆっくり走った。

本格的にツーリングするのはまだまだ先かな,う〜ッ,サブ。