2024春 西国行脚(13日目)

葉桜に田植え

朝、崎津の対岸のスポットで町並みに陽が当たるのを待つ。陽射しは意外に弱く、悪いのはデジカメかウデか、イマイチぱっとしないのが撮れた。

8時過ぎに始動、30分ほどで小学校の跡地に建てられた道の駅「宮地岳かかしの里」に到着。店はまだ開いていなかったが、入り口の広場に大勢の「かかし」が、、、。よく見ると、子供と父ちゃん・母ちゃんのかかしは極僅かで、棒倒し、フォークダンス、観客、etc. みんな「じっちゃん・ばっちゃん」ばっかりだ。

天草市方面に向かうと、桜はどれも葉桜、そして田植えを終えた田んぼもかなり見える。30分ほどで「天草市キリシタン館」に到着する。入館料300円、残念ながら館内は撮影禁止だった。「島原の乱」前後を時系列的に整理し、その攻防、屏風図など詳しく解説している。ウリは、乱を制圧した佐賀藩が戦利品として持ち帰り明治になって発見された一揆軍の旗印「天草四郎陣中旗」だ。DVDによる解説、潜伏キリシタンが隠し持っていた像などの資料も展示されていて結構見応えがあった。

11時半のオープンに合わせ、昨日定休日だった「すし ざこや」でランチ。10貫千円の「朝日丸ランチ」が3舟に分かれて流れてくる。穴子2貫300円、きびなご2貫100円を追加したが、食べ終わるまで客はワタシだけでちょっとシラケ気味。う~ん、ネタ・シャリともに可愛らしく、満を持していくほどではなかった。

あとは今晩の宿予定の阿蘇へまっしぐら、だったが、宇土市で潮が引いた風景が見え、あわてて駐車場に入る。潮が引いた干潟に電柱が並ぶ真っすぐの道が現れた「長部田海床路」、TVなどでよく見る風景がそこにあった。何やら潮干狩りしてる人に聞いたら、やはりお目当ては「アサリ」だそうな、結構大粒のモノが取れていた。

ガソリン補給、コンビニでの買い物などしながら15時半に道の駅「あそ望の郷くぎの」に到着。むかしバイクで走ったところだが、「中岳」ってこんなに近かったっけ? 夕日の時がまた楽しみである。

明日はこの周辺を走り、佐賀関まで。明後日12日の午前中にフェリーで愛媛に渡るつもりである。