2022秋 気ままな放浪旅(十三日目)


名画が多すぎる

昨夜は早い段階で雨は止んだようで、今朝はまた青空が戻ってきた。道駅「第九」第一次大戦で捕虜となったドイツ兵と地元住民との交流があったところ。ドイツ館(有料)やベートーヴェン銅像があり、毎年第九の大合唱が行われるそうな。

 

8時半、道駅を出発。9時過ぎには大塚国際美術館の駐車場に到着し、9時半のオープンと同時に入館する。以前バイクで来た時観ようと思ったが入館料三千円に怖気づいてやめたところだ。最後の四国来訪だろうから予め計画に入れており、先日お会いした昭島副支部長の猛烈なご推奨もあって楽しみにしていた。

先ずはB3「システィーナホール」からスタート。大聖堂を忠実に模した大きさと、壁面・天井いっぱいにミケランジェロフレスコ画がせまってくる大迫力に圧倒される。これがタイルに描かれてるなんて信じられない。スタッフの解説も巧みで、ここだけで3~40分があっという間に過ぎていく。

500円の音声ガイドを借り、片っ端から鑑賞しデジカメに納めていくが途中から何が何やら頭がコンガラガッテきた。ポンペイ遺跡の壁画から現代絵画まで網羅されている。ガイドは120番くらいまであったが、実際の絵画数はその十数倍か。途中レストランも無視し、B3から本館2Fまで走り回って出てきたのは13時過ぎだった。中学・高校の教科書に出てきた西洋の画家とその代表作を3時間ほどで観て回ったので、夕方になった今でも頭が少々混乱している。

 

四国に限らず高速を使わずに走ろうと思っていたが、今日は予定より遅れているので高速を利用し「阿波の土柱」の寄る。それなりの奇観だが、美術館の後なので何かシラーっとした感じを受けた。

このあともう少し西進して、今晩は美馬市の道駅「貞光ゆうゆう館」で泊。明日は奥祖谷二重かずら橋、かかしの里、大歩危を経由して、その先は成り行き次第である。