2024春 西国行脚(3日目)

行楽シーズン到来

滋賀は今日も穏やかに晴れ、絶好の行楽日和である。

今朝はちょっと早く7時半に道の駅「あいの土山」を出発。混雑を避けるため高速を利用し石清水八幡宮へ向かう。8時半には着いたのだが、今日は麓の桜まつりとかで頼みの市営駐車場が閉鎖されていてケーブル駅近くのコインパーキング(20分220円、タカッ)に停める。

ケーブルカーで3分ほど、山頂駅から歩いて5~6分で本宮に到着。桜は満開の一歩手前かな。

参拝のあと本殿をグルっと一周、一番見たかったのは信長が奉納したという「黄金の雨樋」は全然見えない。

<御祈祷(玉串料5千円也)を受けないと本殿内には入れないし入っても撮影は一切禁止というので諦め、二種類の御朱印を戴いて下山する。麓に戻ると、もう観光客でいっぱい。今日は日曜日、手天気は良いし観光地はどこも賑わうことだろう。

ここから80㎞ほどの兵庫県三木市に向かう。今10時半過ぎ、一般道でも13時前には着くことから走り出すがちょっと走るともう渋滞が始まった。ドンマイ、ドンマイと悠長に構えていたら10分単位で到着が遅くなっていく。40分ほど我慢したが、下道を諦めて高速利用に切り替える。高速はスキスキ、すいすい、新名神名神を走って12時過ぎには三木市に到着した。

三木市金物資料館を見学する。打ち刃物で昔から栄えてたようだが、本格的に発展したのは明治以降とのことだ。展示されているのはすべて寄贈された品で、製造過程から製品まで所狭しと並んでいた。

すぐ隣の「三木城跡」を見る。三木城主の別所長治は当初織田方であったが毛利方に寝返ったため、毛利攻めの秀吉に2年に渡り包囲水攻めにあい、いわゆる「三木の干殺し」で敗れ滅び去った。本丸跡に立つと、飢餓に苦しむ地獄絵が脳裏に浮かぶようだ。

車で10分ほど走り、天然温泉「湯庵」に寄る。千メートル以上の地下から湧き出た温泉とかで、露天は鉄分タップリの茶色の源泉、内湯はヌル目の無色透明な湯とやや熱い白濁湯の二種類があった。人気の湯らしく結構混んでいたが、1時間近くマッタリと浸かる。

スーパーで買い物し15時過ぎに道の駅「みき」に到着。今日クチにしたのはGさんからオツマミに頂いた「味付け玉こんにゃく」一袋、駐車場に車を停め買ってきた弁当(30%引き)と缶ビールをやっつける。

今晩はこのままここで泊、明日は姫路城、岡山城に寄る予定だ。