いよいよ本番
道駅「新城」で寝てた朝5時、突如大音響で「車でご来場の皆様、混雑緩和のため長時間の駐車や車を置いてのサイクリングはご遠慮ください」のアナウンスが、、、これがナント5分おきにずっと鳴り響く。折角気持ちよく寝てたのに、これにはガッカリだ。外を見れば当然のことながら駐車スペースはまだガラガラ、アイドリングでお湯を沸かしてコーヒーを一杯、6時半過ぎ、奈良へ向けて出発する。
新東名から伊勢湾岸、新名神など高速を走る。名古屋近辺から四日市にかけて見えるのは工場群と高い橋梁のみ、その中を片側3~4車線の高速道路が走る近未来的景色で感覚がおかしくなってくる。御在所SAで休憩、8時前なのに駐車場はほぼ満車状態だ。ここで奈良の天気を確認すると、ナント、夕方から朝方まで雨になっている。雨の車中泊は嫌だと橿原あたりで今晩のホテルを探し確保する。
10時半、木津川の「浄瑠璃寺」に到着。境内に入ると先ず見事な庭園が目に入る。池はよどんでいるが、赤い祠や石組が美しい。
本堂に入り九仏を拝観。何体かは補修のため欠けていたが、薬師如来像をはじめ四天王像など見事である。写真が撮れず残念だったが、空いてたこともありしばしうっとり眺めていた。
浄瑠璃寺から20分ほどで「秋篠寺」に到着。こじんまりした境内だが、ここも本堂の仏像が見事である。愛染明王、薬師如来、日光・月光菩薩、ちょっと小ぶりな十二神将など一人でジックリ、ユックリ鑑賞する。
境内の木立の合間から陽の光を受けるコケが見事だ。「秋篠宮家」は何かと騒々しいが、ここ「秋篠寺」は閑かである。
唐招提寺へ行く途中、渋滞にかかる。狭いみちもあるし、市内に踏切が多いので気を遣う。南大門から境内に入ると、国宝の金堂が目に入る。スッキリした外観もだが、網目越しで見る内部の廬舎那仏、薬師如来、十一面千手観世音菩薩など見応えがある。
広い境内、どこを歩いても絵になるところがある。ここのコケはフッカフカ、思わず寝転びたくなる。
また渋滞につかまりながら「大神神社」に到着。無料駐車場に停めたはいいが本殿まで遠いこと、やっとの思いで本殿に到着した。
この地の名物は「三輪素麺」、神社へ行くく前に「とろろ素麺」大盛1,100円を食べる。冷えた出し汁に入った素麺の上に、とろろ、刻み葱、ゴマを入れて混ぜて食べたが旨かった。
大神神社から20分ほどでホテルに入る。シャワーを浴び、金麦やっつけたら思わずね居てしまい、今あわててブログを書いている。明日の予定は未定、泊まり場所も未定である、、、